子どもも大人も大好きで、長い間親しまれているスタジオジブリのアニメーション作品【となりのトトロ】。
物語が終わってエンディングが流れると、その後の様子が少しだけわかりますよね。
そこで登場するのが、メイと手をつないでいる小さな子どもです。
と思う方も多いと思いますが、この子は3人目の弟なのでしょうか?
また、このエンディングではお話の少し後の様子がわかりますが、10年後のその後はどうなっていると思いますか?
【となりのトトロ】のエンディングに登場しているのは3人目の弟なのか、さらにサツキとカンタの10年後はこうなっている!という考察の声もまとめましたので、ご紹介していきます!
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【となりのトトロ】3人目の弟がエンディングに出てる?
よしこさんのツイ見て思ったんですがトトロEDのここ、幼いゴッッッキャラで見たいですね… pic.twitter.com/F0EmxcULJq
— 歩くポメラニアン (@Buuchio) September 10, 2017
エンディングに登場する、青いロンパースでスタイをしている赤ちゃんらしき小さい子。
泣いているのをメイが気にしていたり、手をつないであげたり、お姉さんのようにお世話をしている様子が微笑ましいですよね。
この子は草壁家の3人目の弟なのでは?と思う方も多いと思いますが、調査したところ弟ではない説が濃厚という結果に!
その後の様子がちょっとわかるエンディングでどんなことを伝えたかったのか、またお母さんの様子からも弟ではない理由を解説していきたいと思います!
エンディングに登場する男の子は3人目の弟ではない!
エンディングの男子と女子のグループが対立してるカット。メイちゃんが赤ちゃんの手握ってお姉さんしてるのと、カンタがサツキと気まずくなりたくないなぁ感あってめっちゃ好き。トトロは何度見ても心があったかくなる
#となりのトトロ pic.twitter.com/RSJojR72ua
— ▅▅ (@relux_boy_90s) August 14, 2020
エンディングでメイと手をつないでいる赤ちゃんは3人目の弟ではありません!
なんとなくよそよそしくて遠慮がちに接している様子なので、家族の距離感ではなさそうですよね。
エンディングでは、面倒見のいいサツキではなく甘えん坊のメイがこの子のことをとても気にかけていますね。
この子はおそらくご近所さんの子どもでしょう。
この作品の舞台となった1950年代はご近所付き合いがとても大切にされていて、近所の子どもたちだけで遊ぶのは自然なことでした。
子どもたちが年齢関係なく集まって遊ぶことで、お姉ちゃんとしての自覚が芽生えて小さい子をかわいがってあげるようになり、小さい子が大きくなったらまた小さい子をお世話して…。
と、集団で生きるための知恵を近所の子ども同士で身につけていたんですね。
甘えん坊なメイも、自分がされたように小さい子の面倒を見てあげる、そんな成長が見られる微笑ましいエンディングになっていると思います♪
エンディングのお母さんの様子から考察
久石譲さんの『Summer』が日本の夏を本当に美しく奏でていて、聴くたびに日本の夏の風景の素晴らしさに気がつきます
そして、久石譲さん繋がりで『となりのトトロ』
EDのこのシーンを見るたびに、涙が溢れ出してきます。
久石譲さんの作品には、大切なものがいっぱい詰まっています。 pic.twitter.com/nLOq9Ohxdh
— TOMO (@tew1310) August 14, 2018
サツキとメイのお母さんは結核で入院していたといわれていますね。
実は妊娠していて、3人目の弟を出産したからエンディングで退院しているのでは?という説もありますが、これも違うようです。
エンディングの季節は秋なので、出産と同時に退院しているなら夏ごろにはお母さんのお腹は膨らんでいるはずですがその様子はありません。
それに、退院してタクシーから降りているカットでも赤ちゃんはいないようです。
サツキやメイと絵本を読んだり、一緒にお風呂に入っているカットでも赤ちゃんがいる様子はないので、3人目の弟はいないといっていいでしょう。
ただ、お母さんの体調はかなり回復しているようなのでメイがお姉さんになる日ももしかしたらくるのかもしれませんよね♪
【となりのトトロ】エンディングから10年後を考察!
『となりのトトロ』(1988年公開)のその後を描いた公式ショートフィルム『めいとこねこバス』(2002年公開)もぜひ見て欲しい。
※『めいとこねこバス』は三鷹の森ジブリ美術館内”限定”で公開されています。#となりのトトロ pic.twitter.com/JjLF998MAQ
— たなヒル (@hiru3DBD) August 14, 2020
【となりのトトロ】の舞台となったのは1950年代。
そこからさらに10年経ったら、サツキやメイ、トトロたちや草壁家が住んでいた地域はどうなっているのでしょうか?
エンディングから10年後、サツキは22歳でメイは14歳!
すっかり大人になったサツキや中学生のメイ、作品の中ではキャラクター像がかなりはっきりしているので意外にも想像できちゃいそうですよね!
【となりのトトロ】ではエンディングから10年後はどうなっているのか、考察してみましょう♪
10年後のその後はどうなっている?
となりのトトロ公開35周年おめでとうございます
結局トトロが見えないまま大人になってしまいましたが、いつでも子供の頃の懐かしい気持ちになれる大好きな作品です#となりのトトロ pic.twitter.com/zxNfxbdK58— み (@mimi_ranchan) April 16, 2023
エンディングから10年後の1960年代といえば、高度経済成長期ですね。
22歳のサツキが働いているとしたら、しっかり者で言葉遣いも丁寧、てきぱきしているので社会人としてバリバリ稼いでいる姿が浮かびますね!
ただ、まだまだ女性は家事育児の価値観が根強い時代だったので結婚してしっかり者の奥さんになっている可能性の方が高いでしょう♪
メイは中学生といっても、今のようにスマホもない時代なので自然の中で伸び伸びと育っている気がします!
気になるのは、サツキとメイはその後トトロと会うことはできたのか?ということ。
【となりのトトロ】の風景が懐かしく感じる人が多いのは、それがもう失われた景色だからでしょう。
時代の変化とともにサツキやメイの暮らしも変わって、トトロを必要としなくなり会えなくなっても不思議ではありませんよね。
ただ、自分の力ではどうしようもないことが多い子ども時代に、心の隙間を埋めてくれるような不思議な体験や素敵な出来事は大人になってもサツキやメイの支えになっていることと思います!
その後のサツキとカンタについて考察の声をご紹介!
男の子嫌いと言っていたサツキのカンタの呼び方が、カンちゃんになってるのが青春な感じでいいなと。#となりのトトロ pic.twitter.com/N5ervrVnhm
— 猫輔 (@NekoSuke5_5) August 19, 2022
サツキとメイが引っ越した家の大家さんであるおばあちゃんの孫がカンタです。
最初は険悪だったサツキとカンタですが、お話が進むと距離が縮んで迷子のメイを探すシーンでは頼りになる存在に。
幼馴染みが恋に落ちて結婚、は世の女子が一度は憧れたのでは…?
二人の関係が10年後どうなっているのか、様々な声をご紹介します!
10年後、色々疲れて戻ってきたサツキと再会して恋に落ちる!
絶対結婚しててほしい!
実はカンタのことをずっと好きだったメイと結婚ルートあるかも?
でも幼馴染みって恋愛に発展しなさそうだからカンタとは全く別の人と結婚すると思う!
ちなみに私は、カンタの片思いで終わる派です。(笑)
みなさんはサツキとカンタの10年後はどうなると思いますか?♪
まとめ
色々都市伝説あるけど、お母さん退院してきて、サツキとメイ一緒にお風呂に入ってるエンディング
ハッピーエンドだよね#となりのトトロ pic.twitter.com/O5FUYdXowE— りゅうちゃん (@eternal_wind83) August 14, 2020
ほっこり幸せな気分にさせてくれる、【となりのトトロ】のエンディング。
メイと手をつないでいる赤ちゃんは3人目の弟ではなく、近所の子ども説が濃厚ですね。
【となりのトトロ】の舞台となった1950年代は令和の現在よりもご近所の繋がりがとても大切にされている時代だったので、近所の子どもたちだけで遊ぶのは珍しいことではありませんでした。
また、退院したお母さんの様子を見ても3人目の弟ではないといえるでしょう。
サツキや家族がしてくれたように、メイも小さい子のお世話をできるようになった成長が見えて微笑ましいですね♪
また、エンディングから10年後のその後はどうなっているかも考察してみました!
高度経済成長で変化していく時代の中でサツキやメイの生活も変わり、田園風景が失われても、子どものころに出会えたトトロとの思い出は姉妹の大切な宝物として色褪せず残っていくのでしょうね。
そのまま結婚説、片思いで消滅説、メイと結婚説などかなり想像力豊かな考察もご紹介しましたがみなさんはどんな説をお持ちですか?
誰もが知っている【となりのトトロ】なので、ぜひ身近な人に意見を聞いてみてくださいね♪