天空の城ラピュタ

ラピュタ族が滅びた理由は?700年前の疫病からゴンドアの谷へ逃れた裏話も紹介

ラピュタ 滅んだ理由
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「天空の城ラピュタ」は、1986年8月2日に公開されたスタジオジブリ初の長編アニメーション映画。

オープニングからラピュタ帝国の過去と滅びるまでが描かれているのが印象的ですよね。

そんな「天空の城ラピュタ」ですが、実はピュタ帝国が滅んだ理由というのは、物語の中ではっきりとは明かされていません。

ぴよ吉
ぴよ吉
そういえば滅んだことは言ってたけど理由までは分からなかったような…。

ラピュタ族は700年前、病から逃れるために地上のゴンドアの谷へ降り立ちます。

その際、あまり知られていないラピュタ族の裏話があったのだとか!

そこで今回は、ラピュタが滅んだ理由は何なのか、700年前の疫病からゴンドアの谷へ逃れた裏話も合わせてご紹介します♪

 

【天空の城ラピュタ】滅んだ理由は何?

「天空の城ラピュタ」は、ラピュタ帝国を巡りパズーとシータが冒険するストーリーとなっています。

ぴよ吉
ぴよ吉
滅びの呪文「バルス」が有名だよね!

そのラピュタ帝国は700年前に滅んだとなっていますが、その理由は徳間書店のロマンアルバムの中にありました!

それは、原因不明の疫病が流行ったため、それに対抗するすべもなくラピュタは滅んだとなっているのです。

その他にもラピュタが滅んだ理由はあるのではないかと思い、私なりに考察してみましたのでぜひご覧ください!

 

疫病が原因で滅んだ?

ラピュタが滅んだ理由は、正体不明の疫病により滅んだという説。

これは徳間書店ロマンアルバムにもありました。

700年前、ラピュタ族は最高の富を持ち贅沢の限りを尽くしていたのですが、正体不明の疫病に襲われ、人々はバタバタと倒れていき、王の決断で地上に降りたんだとか。

ぴよ吉
ぴよ吉
その地上っていうのがゴンドアの谷だったんだ!

この疫病というのが、免疫機能を侵す病気だったようで、人々は瘦せ衰え少しの病気でも耐えきらなかったようです。

その後は疫病は治まりましたが、ラピュタ族は地上での暮らしが良かったためにラピュタには戻らず、空中都市は完全に放棄され役割を終え滅んでいったのでしょう。

 

その他にも滅んだ理由を考察!

ご紹介したようにラピュタが滅んだ理由は徳間書店のロマンアルバムにも詳しく書いてありましたがそれだけが原因ではないと思ってしまうのがジブリファンの方たちですよね。

ぴよ吉
ぴよ吉
宮崎駿監督は何かを伝えてる気がするんだよねー。

他に考えられる滅んだ理由はこちらの2つ!

  1. 科学の力に頼りすぎた
  2. 王がいなくなり飛行石の力がなくなった

それでは詳しく見てみましょう!

 

①科学の力に頼りすぎた

ラピュタが滅んだ理由1つ目は、科学の力に頼りすぎたからだと言われています。

ラピュタ帝国は科学がとても発展しており、その自信から「絶対安全」だと思っていました。

しかし、物語の冒頭でラピュタが自然災害(雷)により地上へ落下したような描写があり、いくら素晴らしい科学をもってしても、自然の驚異には敵わなかったということなのではないでしょうか。

ぴよ吉
ぴよ吉
ラピュタにいた人たちも災害に巻き込まれたってことかな。

また、その優れた科学が一部の歪んだ心を持った継承者に利用されて、兵器や破壊、殺りく、独裁などの悪いことに使われることを恐れ、滅んだという説もありました。

 

②王がいなくなり飛行石が力をなくした

ラピュタが滅んだ理由2つ目は、ラピュタの王がいなくなり飛行石が力をなくしたからという説です。

巨大な飛行石がすべての科学を稼働させていたのですが、呪文を唱える王がいなくなったことで、力がどんどん失われていきました。

その王の血を引き継いでいたのが、シータやムスカ大佐。

シータが持っていた飛行石をムスカが狙っていたのは、ラピュタの力を手に入れ世界を支配しようと考えていたんですね。

ぴよ吉
ぴよ吉
ムスカ悪いやつ!

 

【天空の城ラピュタ】700年前の疫病からゴンドアの谷へ逃れた裏話もご紹介!

シータの故郷ゴンドアの谷の歌には、700年前ラピュタ族が疫病から逃れるために地上へ降りたことで悟った思いが歌われています。

地上のゴンドアの谷での生活では、今まで得られなかった自然や幸福を感じることができた暮らしをしていました。

ぴよ吉
ぴよ吉
ラピュタの人たちはゴンドアの谷へ逃げたことで気付いたことがあったのかな。

どういうことなのか、詳しく見てみましょう!

 

シータの故郷の歌「ゴンドアの谷」

土に根をおろし、風とともに生きよう。種とともに冬を越え、鳥とともに春を歌おう

出典元:https://www.eiga-square.jp

これはシータの故郷、ゴンドアの谷の歌。

この歌には、ラピュタ族が逃げた先のゴンドアの谷で生活をすることで、今まで得られなかった自然に囲まれた暮らしをし、地上での暮らしで幸福や愛を感じながら悟った歌でもあるのです。

病気が収まっても空中都市に戻らなかったのは、それまで科学に囲まれ人工的な都市に暮らしてきたラピュタ族が、地上に降りて本物の土や水などの自然に触れたことで、どんなに優れた科学よりも価値があることに気付いたのでは。

ぴよ吉
ぴよ吉
自然は何物にも変えられない大切なものだからね。

シータも、恐ろしい武器やロボットを操っても土からは離れて生きられないということを言っていました。

ラピュタ族にとってゴンドアの谷での生活は、ラピュタ帝国で暮らしていた頃よりもこの上なく幸せな暮らしだったのでしょう!

 

王家は姿を隠しながら生きていた!

ラピュタ族の王家は疫病から逃れた後、ゴンドアの谷で姿を隠しながら生き延びていたのです。

原因不明の疫病が流行ったからとはいえ、国を捨てた王族なので姿を現すことができなかったのでしょう。

また、高度な文明で世界を支配していたため、報復を恐れて身を隠して生活していたことも考えられます。

ぴよ吉
ぴよ吉
国を捨てたとなると表に出ずらいよね…。

その隠れた暮らしの中で、ラピュタの王家の末裔であるシータやムスカが誕生したので、滅んだといっても、血を引き継ぐ者がいればラピュタはまた復活するということをムスカが言っていました。

滅んだと言われている天空の城ラピュタは、700年経った今でも空に浮かび彷徨っています。

まだ王の血を引き継いだ者がいるうちは、主の帰りを待っているのかもしれませんね!

 

まとめ

今回は、ラピュタが滅んだ理由は何なのかを調査してみました!

一番有力なのは、原因不明の疫病が流行ったため、それに科学が対抗できずに人々が倒れてしまったというのが滅んだ理由の1つです。

他にも自然の驚異に科学が負けたという説もあり、疫病だけが原因ではなく様々な要因が重なって滅んだのでしょう。

ぴよ吉
ぴよ吉
飛行石も主がいないと力が弱まるんだって。

また、700年前の疫病からゴンドアの谷へ逃れた裏話も合わせてご紹介しましたが、王家は国を捨てて逃げたため、ゴンドラの谷ではひっそりと隠れて暮らしていたようでした。

それでもラピュタ族が地上に定住したのは、人工的に作られた国よりも本物の自然に触れ、それに幸福や愛を感じたため、ゴンドアの谷で暮らし続けたのだと思います!

このような裏話がありましたが、やはりどんなに優れた科学があったとしても、自然は人の心を動かす素晴らしい力が秘められているのですね。

ぴよ吉
ぴよ吉
科学が全てではないってことだね!

滅んだ理由を改めて詳しく知ることで、次に「天空の城ラピュタ」を見るときはまた違った思いを持ちながら楽しめるのではないでしょうか♪