【天空の城ラピュタ】に登場する、巨大な飛行石と古代文明の英知で空に浮いている島ラピュタ。
最後は滅びの言葉で崩壊して、その後どうなったかはご存知でしょうか?
エンディングでは地球を見下ろすようなシーンがありますが、ラピュタは宇宙へ行ったのか気になる方も多いですよね。
なぜなら、ラピュタには動物やロボットが一緒に暮らしていたからです…!
最後に宇宙へ行ってしまったなら、玉座の間にいたムスカや動物、ロボットがどうなったのかが知りたい方は多いはず。
そこで、ラピュタはその後どうなったのかを調査しました!
玉座の間にいたムスカがどうなったのかは作品のラストで描かれていますので、注目ですよ♪
Contents
【天空の城ラピュタ】ラピュタは最後宇宙まで行った?
頭の中で、ラピュタのエンディングがリピートしてるわ((≡ຶ︎⚲͜︎≡ຶ︎))
ちょうど、歌が始まるイントロのこのシーン‼︎‼︎ pic.twitter.com/r5CDIo7JC8— もんチ((≡ຶ︎⚲͜︎≡ຶ︎))。 (@33monm) June 21, 2020
ラピュタが宇宙へ行ったかどうかは、飛行石にどんな力があったのかを考える必要があります。
ただ、明確に説明されていないため2つの仮説をご紹介しますので一緒に考えてみてくださいね。
- 飛行石に「重力に反する力」がある場合…地球の重力が作用する限り上昇することになるので宇宙へ行ったとする説。
- 飛行石に「物体を軽くして浮かせる力」がある場合…ラピュタに重量がある限り浮力が作用して大気圏内で留まるという説。
どちらの説が有力かというと、ずばり宇宙へは行かず大気圏内で留まっている!の方になりますので、詳しく解説したいと思います!
ラピュタは宇宙まで行くことなく浮いている!
エンディングに映っているラピュタの姿は、「星の王子さま」にも登場するバオバブの木にもイメージが重なりますね。#天空の城ラピュタ pic.twitter.com/FeuczGmDnN
— キャッスル@ジブリフリーク (@castle_gtm) August 30, 2019
飛行石に「物体を軽くして浮かせる力」があるとしたら、ラピュタは宇宙へは行かず均衡を保てる場所で浮いている状態といえるでしょう。
ラピュタはいくつかの階層に分かれていて、その下に黒い半球体がありましたがラストではその大部分が崩壊してしまいました。
木と少しの構造物だけになったので、かなり重量が減ったことになりますよね。
地球の引力や重力を振り切って宇宙へ到達するにはロケットのような速度が必要なのですが、それほどの高速には達していないように見えます。
それに、冒頭でシータが落下するシーンを見ると重力に反した動きをしているというより浮力が作用しているのではないでしょうか。
浮力は地面から遠くなるほど弱くなるので、軽くなったラピュタの重量と釣り合いのとれる大気圏で安定して浮遊しているといっていいでしょう!
ラピュタは最後どこまで行った?
#タイトルを2倍にすると盛り上がる
大気圏外の城ラピュタ pic.twitter.com/vtbbkJVLBN— 文月えん (きょん) (@yuyamihighlight) August 22, 2020
ラピュタはお話のラストでどんどん上昇して、エンディングでは地球の一部を見下ろせる場所まできていましたね。
このまま宇宙まで行くのかな?と思った方も多いと思いますが、ふわふわ浮遊してはいるもののそこから上昇していないんです。
ラピュタは大気圏内で安定して浮遊していて、作中の世界ではこの高度まで到達する技術がないのでしばらくはこのままなのでしょう。
もしまた誰かがラピュタへ訪れることがあったら今度こそ宇宙へ行ってしまう可能性はあるかもしれませんが、エンディングの時点では大気圏まで行ったということになります。
【天空の城ラピュタ】動物やロボット、玉座の間のムスカのその後は?
まめおの豆知識
ラピュタのその後
ラピュタは巨大な飛行石によって浮遊しており
その力によって樹木が成長し、酸素を発生させて
ラピュタ全体を包み込んでいるため、宇宙空間へと
飛んだとしても窒息することはない
よって、ラストにラピュタが浮上したあとも、
キツネリスやミノノハシは生存している pic.twitter.com/IpXpJ7zaM8— まめお だが ……ひ ま を だ が ね ♪ (@suiming666) August 26, 2019
ラピュタが大気圏内に留まっているので、動物たちは生きているでしょう!
宇宙まで行くと動物たちが死んでしまうと子どもたちが心配するのではと、あえてエンディングで空中を漂わせたという宮崎駿監督の配慮があったのです。
玉座の間にいたムスカがその後どうなったか、実はラストシーンで描かれているんです!
動物やロボットたちとラピュタに残っている…ということはないのでご安心ください♪
ラピュタに住んでいた動物やロボットは生きている!
自分を犠牲にしても
わずかな生命も大事にするロボット兵。
理由は不明だけどラピュタから落ちた1体は
動物を守ろうとして落下し
シータに逢い、守り、最後の使命を全うしたんだね。#バルス pic.twitter.com/zosaeXELwp— シュレディンガーの猫 (@koureki2680) August 30, 2019
ラピュタには【風の谷のナウシカ】でも登場したキツネリスを始め、【もののけ姫】にも出てきたミノノハシや古代魚、小鳥たちなどがロボットと一緒に暮らしています。
ラピュタが宇宙まで行ってしまうと、動物たちが死んでしまうと子どもたちが悲しむかもしれないので、エンディングでは空中を漂っているラピュタを描いたとのこと。
大気圏内に留まっていれば酸素はあるのでひとまず生存はできそうですが、元の位置よりも空気は薄くなるため環境の適応に時間がかかるかもしれません。
ちなみに、ラピュタで小鳥を肩に乗せていたのは園丁ロボットで、戦闘ロボットとは見た目も足音も違うという細かい見どころも!
園丁ロボットにはお墓に花を供えるような情緒も垣間見えるので、動物たちと一緒に過ごし続けることができてきっと喜んでいることでしょう。
玉座の間のムスカはその後どうなった?
ラピュタの最後の瓦礫落ちていくシーン、今まで普通に素通りしてましたからムスカが写ってあるのは知りませんでした pic.twitter.com/QueZQgnhqa
— ノンナ🇷🇺🇺🇦 (@pravda_nonan) August 12, 2022
数々の名言を生んでいるムスカ大佐ですが、ラピュタが崩壊した後はどうなったのでしょうか?
ばらばらと瓦礫が落ちていく一瞬のシーンをよ~く見ると、ムスカらしき姿が見えるのです!
元々目の病気でサングラスをしていたというムスカ。
バルスの光で失明し、彷徨ううちに逃げることができず残念ながら落下してしまった様子。
ムスカの野望は叶わず、ラピュタは崩壊してまた手の届かない場所へ…結果、ラピュタに残ったのはこれまで通り動物たちとロボットだけとなったのでした。
まとめ
#一日一作アニメの名作
51『天空の城ラピュタ』(1986)
スタジオジブリ設立のきっかけとなった宮崎駿監督作品。市街地での活劇も空の冒険も天空の城での戦いもすべてがおもしろい。久石譲による音楽と主題歌も良い。ドーラとかムスカとか出てくるキャラクターもいちいちおもろい。とにかくおもしろい。 pic.twitter.com/OyCXDBHQ9R— 盲点(The Blind Spot)(超越論的構文論) (@cut_elimination) April 25, 2023
ラピュタが滅びの言葉で崩壊し、その後どうなったのかをご紹介しました。
巨大な飛行石を持つラピュタは最後は宇宙へ行かず、大気圏内で浮遊している説が有力という結果に。
もちろん最後は宇宙へ行った説もありますが、動物たちの生死を子どもたちが心配するという理由で大気圏内で漂うエンディングにしたという宮崎駿監督の配慮があったのでした。
ロボットも動物たちも、その後は空気がもっと薄い場所へ上昇することにはなりましたが時間をかけて適応していくことでしょう♪
そんなロボットたちの楽園に玉座の間にいたムスカが残ってしまうのでは…と心配している方、ご安心ください。
玉座の間がある場所から脱出することができず、瓦礫と一緒に落下していくムスカが一瞬映りますのでぜひ見つけてみてくださいね。
ちなみに、宇宙へ行った説、行かなかった説、おそらく半々くらいの比率だったのですが、宮崎駿監督の優しさを足して行かなかった説を推してみました♪
色々な視点から考察できると思うので、自分だったらどちらを推すか考えてみるのも楽しいですよ!