2014年に公開されたディズニー映画「アナと雪の女王」は、映像も音楽も素晴らしくディズニー映画の中でも大きな話題になった作品の一つ。
そんなアナ雪はどこの国が元ネタかご存知でしょうか。
映像から見て分かるように、エルサが作った氷の城やアレンデール王国の風景などとてもきれいな街並みでしたよね♪
また、モデルとなった都市については今や観光地となっており、大変人気なんだとか。
登場人物の中に、実際にモデルとなった人物もいるのかも気になるのでは?
そこで今回は、アナ雪はどこの国が元ネタなのか、モデルとなった都市や人物も合わせてご紹介します!
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【アナ雪】どこの国が元ネタ?
ディズニー映画『アナと雪の女王』の戴冠式が行われたチャペルはノルウェーのバレストランドにある”聖オラフ教会”から着想を得られたそうです。バレストランドはこのチャペルだけでなく、アレンデール王国の様々な建築物でも使用されたようです。 pic.twitter.com/NgVOi5597j
— たるど (@TaDisney33) May 6, 2023
映画に出てくる街並みもそうですが、きれいな雪景色が印象的なアナ雪。
そんなアナ雪の元ネタとなったのは、ヨーロッパにあるノルウェーという国です。
実際にあるノルウェーのお城がモデルになったとも言われている建物もあるんですよ!
アナ雪に出てくるお城やドレスにも、実在するノルウェーのものがあるので、さらに詳しく解説していきますね♪
元ネタの国はどこ?
スターヴ教会(ノルウェー)※アナ雪のお城のモデルとなった pic.twitter.com/SunJjUeU0E
— きれいな風景~Have a break~ (@new_rakuen) April 20, 2023
先ほどお伝えしたように、アナ雪の元ネタとなった国はノルウェー。
エルサとアナが住んでいるお城や、エルサが作った氷の城もノルウェーに実在する建物なんですよ♪
その実在する建物は次の2つなのではと言われています。
- アーケシュフース城
- スターヴ教会
それでは詳しく解説していきますね!
①首都オスロにあるアーケシュフース城
出典元:https://twitter.com/
姉妹が暮らしていたアレンデール城は、ノルウェーの首都オスロにある古城のアーケシュフース城にインスピレーションを受けたのだとか。
アーケシュフース城は13世紀末から作り始めており、要塞の城とも言われています。
内装は外観とは打って変わって、アナ雪に出てきたような装飾や家具が飾られており、要塞とは思えない華やかさが魅力♪
要塞といわれるだけあって、一般の観光客がメインの広場に行けないような作りになっています。
歴史的にも古い建物で、アナ雪の世界観を楽しみながら歴史も感じられるアーケシュフース城に一度は行ってみたいですね。
②木造のスターヴ教会
出典元:https://twitter.com/
次にご紹介するのは、スウェーデンにある珍しい木造建の教会「スターヴ教会」。
こちらはエルサが作った氷の城のモデルとなっており、とても歴史が深い建物です。
教会といえば石造りをイメージする方が多いと思いますが、10世紀ごろに伝わったキリスト教会でも初期は木造のものがほとんどなんだとか。
この教会は12世紀以降には存在していたとされていますが、他の教会は石造りに建て替えられ、山岳部にある木造の教会はそのままとされました。
その姿はまるで龍のように見え、エルサの氷の城とは似ていないようにも思えます。
しかし、この2つの城の違いを探してみるのも新たな発見があって面白いのではないしょうか♪
ドレスのデザインにもモチーフが!
🌿🌹Bunad🧵💐
アナ雪のモデルになったノルウェーの民族衣装ブーナッド!エルサは暖色系も似合うんじゃないかなー pic.twitter.com/sxZtBUAkqo— 翠 (@kyouno_m) July 2, 2020
ノルウェーの建物以外にも、モチーフになったものがあります。
それがエルサやアナが来ていたドレスのデザインもノルウェーが由来となっていることがわかりました。
ノルウェーのフォークアートである「ローズマリング」や、民族衣装の「ブーナット」をモチーフにしており、花や葉っぱのデザインがとても素敵ですよね。
ちなみに、ハンスが着ていた洋服も男性用のブーナット、クリストフは先住民族の衣装がモチーフになっています。
実際はまさにその通りで、なんと本物の衣装を作るようにそれぞれのパーツを組み立て、エルサたちキャラクターの体にまとわせる方法で作ったのだとか!
映像や音楽もそうですが、ノルウェーの伝統的な衣装にも注目して見てみてくださいね♪
【アナ雪】モデルとなった都市や人物も紹介!
最近のディズニージャパンのポスターは捻りがない気がするんですよ。アナ雪のポスターの中で一番好きなのが辛そうな表情をするエルサのポスターなんですけど、どうしてそんな表情をするのかすごくそそられた思い出。こういう興味をそそるポスターをもう一度作ってくれ〜‼︎ pic.twitter.com/LP0G34T3nh
— SAMU (@samumudisneyart) October 7, 2021
元ネタとなった国はノルウェーというのは有名な話ですが、もう一つモデルになったといわれている都市があるのはご存知でしょうか。
それがオーストラリアにあるハルシュタットという小さな村。
まさにアナ雪の世界そのままで、観光客も殺到しているのだとか。
また、姉の氷の魔法が使えるエルサのモデルとなった人物は、難病をかかえた子供ということがわかったんです!
ここではモデルとなった都市ハルシュタットと、エルサのモデルとなった人物についてご紹介していきますね♪
オーストラリアのハルシュタットがモデル!?
『アナと雪の女王』が今日で公開10周年で話題ですが、劇中に登場する「アレンデール王国」のモデルとも言われている、オーストリア🇦🇹中部の村『ハルシュタット』がやばすぎる。人口はわずか780人、1997年にユネスコの世界遺産に登録された村で、そこら辺をオラフが歩いてそうです🙌 pic.twitter.com/Im6ROYpIxC
— いわとぅーん|職業「旅人」作る人✈️ (@iwa__toooon) November 27, 2023
オーストラリアにあるハルシュタットは、ユネスコ世界遺産にも登録されており、近年はアナ雪のアレンデール王国のモデルになったのではと噂されています。
ツイッターの画像を見ての通り、まるでアレンデール王国をそのまま現実世界にもってきたような村ですよね。
アルプスの湖に沿って古くも美しい建物や家が立ち並んでおり、人口は役800人なんだとか。
アナ雪の世界観を感じられると、雪が舞う季節になるとなんと1日に1万人以上の観光客が訪れます。
しかし、人気の裏にはその村の住人たちから、観光客の制限と住居環境の改善などを訴えていることがわかりました。
ディズニー映画「アナと雪の女王」が公開されると一段と注目を浴びたことで、今までの静かな暮らしが変わってしまったのでしょう。
自分が暮らしていた街が人気の観光地になったとしても、暮らしが変わってしまうのは考えものですね。
エルサのモデルは難病の子供?
『アナと雪の女王』は映画としての背骨がグニャグニャなのに嫌いになれない…むしろ好きな映画です。ジョン・ラセターがエルサの扱いを悪役から変えたことでわかりやすい悪者がいなくなり、ヤマ場もクソもなく最後は「愛」で締めくくる。壊れてる。でも、それがいいんだと思う。グニャグニャしてて。 pic.twitter.com/rp4QwHZZIZ
— Chin-gO))) (@halfromhell) February 17, 2023
映画のパンフレットのインタビューでジェニファー・リー監督は、エルサとアナのモデルとなった人物がいるのか聞かれた際に「いない」と答えています。
しかし調査したところによると、制作エピソードが公開されたときに、エグゼクティブ・スープロデューサーのジョン・ラセターがエルサについて語っていました。
彼の10歳の息子が難病になってしまったときに、エルサのキャラクター作りにインスピレーションを受けたのだとか。
エルサは制作過程で、本当は悪役の予定だったのは有名な話ですよね。
しかし、彼の息子が辛い闘病生活で「なぜ僕なの?」と苦しそうに言っており、エルサも氷の魔力を持って生まれただけで悪くないと思ったと語っています。
エルサというキャラクターを息子と重ねながら考えていく中で、歌もこの気持ちを書いてほしいとお願いし誕生した曲が「Let it Go/ありのままで」。
そしてアナ雪の物語そのものの内容も大きく変更したという裏話があったんです。
まとめ
1日遅くなってしまいましたが…
アナ雪公開10周年おめでとうございます🎉
もう10周年だなんて…びっくりです😳
当時、とても楽しみに映画館へ行ったものの、途中で腹痛に襲われ断念し、2回目できちんと見ることができたことを思い出します💦
来月、彼女の曲を歌いますポーズの私をそえて📸 pic.twitter.com/5uRFn0RsPI— 櫻井陽香 (@Haruka___1108) November 28, 2023
今回は、アナ雪はどこの国が元ネタなのか、モデルとなった都市や人物も合わせてご紹介しました!
アナ雪の元ネタとなった国はノルウェーで、エルサやアナなどの登場人物の衣装にもノルウェーの伝統的なデザインが使われていましたね。
もう一つアレンデール王国のモデルとなった都市は、オーストラリアにあるハルシュタットという村。
映画が公開されたことで注目を浴び、今では住民よりも多い観光客で賑わっています!
とてもきれいな街並みと景色は圧巻ですが、その裏には問題も隠されていました。
エルサのモデルとなった人物についてもご紹介しましたが、まさか難病の子供からインスピレーションを受けたのは意外でしたよね。
今もなお人気があるアナ雪ですが、どこの国がモデルになったか詳しい国のことを知ることで、見えてなかった新たな部分を発見できるのではないでしょうか♪