2017年公開の「メアリと魔女の花」はスタジオポノック制作の長編アニメーション映画です。
メアリが越してきた“赤い館”は緑豊かな自然の中にあり、とても静かな場所に見えますが、舞台となった場所は実在するのか、気になりませんか。
猫の案内で魔法の花を見つけたあの森には、モデルになった場所があるようですが、もしかしたら大学や登場人物にもモデルがいるのかもしれませんね。
「メアリと魔女の花」の舞台となった場所はどこか、大学や登場人物にはモデルが存在するのか調査します!
Contents
【メアリと魔女の花】舞台の場所はどこ?
『メアリと魔女の花』北米盤Blu-ray買って英語吹替を観た。
イギリス英語喋ってた。舞台のモデルがイギリスで(原作者もイギリス人)、登場人物の名前とかも英語だから、日本語よりこっちの方がしっくりくるかも。
聴覚障害者向けのクローズドキャプションを使えば、セリフを文字でも確認できる。 pic.twitter.com/0YKVQh4bkx
— IF-kun いふくん (@ESekisei) October 26, 2018
「メアリと魔女の花」の舞台は、原作「小さな魔法のほうき」と同様、イギリスではないでしょうか。
とても自然豊かで、緑が綺麗に描かれた素敵な場所、一瞬ですが本物(実写)ではないかと疑う場面もありましたよね。
正確には「イギリスの田舎町」と言われていますが、物語に登場する自然や街並みが、実際に存在するのでしょうか。
「メアリと魔女の花」の舞台がイギリスと言われているのはなぜか、調査しましたのでご紹介しますね♪
舞台となった国はどこ?
「メアリと魔女の花」
すごくファンタジーで、すごくイギリスっぽくて、案外80年代のSF感やパンクっぽさもあって素敵だった
やっぱりファンタジー好き
魔法とか好きTRPGでもこんな冒険をしたいし、しても貰いたいなぁ pic.twitter.com/IijPBXSqUi
— あやね(素) (@Ayane_essence) July 26, 2017
「メアリと魔女の花」の舞台となった国はイギリスの田舎町と言われています。
正式な発表はないですが、原作「小さな魔法のほうき」の舞台のシュロップシャー州であることが濃厚。
米林監督は「メアリと魔女の花」の制作にあたり、イギリスのシュロップシャー州を訪れています。
雲も木々も全てが日本とは違っていることに驚き、実際に見ないとわからないことが、たくさんあることをあらためて感じたそう。
私なりに写真などを調べて見たのですが、シュロップシャーの街並みは、まさに「メアリと魔女の花」のイメージそのものだと感じました。
また、シュロプッシャー州には自然保護区があり、手付かずの自然がそのまま残っている姿は、魔法の花を見つけた、あの森のイメージ通りだったのではないでしょうか。
正解がどれかはわかりませんが、たくさんの情報から想像を巡らせることで、その作品をより理解できるような気がして、楽しいですね♪
赤い館はイギリスのホテルを取材してできたものだった
No.7
メアリと魔女の花!
これは映画にもなってますが、読んでたら自分も魔法が使えるんじゃないかな?と感じてしまいました☺️
森の中で夜間飛行の花を見つけてみたいです🌻#読書#No.7#メアリと魔女の花#メアリースチュアート pic.twitter.com/Zgb4fKZFtC— たむ (@12rotta19) April 17, 2020
メアリが住む“赤い館”は、米林監督がイギリスを訪問した際に宿泊した、いくつかのホテルを取材して出来上がったそう。
物語に描かれている、キッチンタイルの柄やテーブルは、実際にホテルにあったものを参考にしたのだとか。
あるホテルのオーナーは、記念の印に『スタジオポノック』と書かれた看板を作成し、実際に掲げられているそうです。
素敵なエピソードに、心が温かくなりますよね♪
「メアリと魔女の花」はそんな優しい人との触れ合いの中で生まれた、優しい作品。
イギリスへの取材は、大成功でしたね!
【メアリと魔女の花】モデルとなった大学や登場人物も調査しました!
今日のカメさん。エンドア大学ドクター・デイの乗り物になってるカメさんとと逃げ出すカメさんbyメアリと魔女の花 pic.twitter.com/IdY2DfG4IQ
— たほいや (@tahoiyataro) September 23, 2018
メアリが、入学を許可された魔法学校の「エンドア大学」にモデルはあるのか、明確な発表はありません。
ただ、イギリスの「エディンバラ大学」ではないか、またはハリーポッターに出てくる「ホグワーツ魔法魔術学校」に似ているなど、たくさんの考察がありますよね。
登場人物に関しても、モデルになる人物の情報は見つかりかりませんでした。
ただ、黒猫のティブにはモデルがいたみたいです♪
エンドア大学や登場人物にモデルがいるのか、詳しく見ていきましょう。
モデルになった大学はあるの?
【メアリと魔女の花 】
無邪気で不器用な少女メアリは森で7年に1度しか咲かない不思議な花“夜間飛行”を見つける
この花は魔女の国から盗み出された禁断の花だった
メアリは、魔法大学“エンドア”への入学を許されるが…. pic.twitter.com/D70snE2dn2— オススメ超名作映画! (@introduceM) November 23, 2022
魔法学校エンドア大学のモデルは、ありませんでした。
イギリスのエディンバラ大学の建物が、原作「小さな魔法のほうき」にある挿絵によく似ていることから、モデルになっているのではと言われていましたが、違うようです。
なぜなら、米林監督によると「エンドア大学」のデザインは、世界中どこにもない、どこにも似ていないものが考えられ、描かれていると説明。
「おもちゃ箱をひっくり返したようなカラフルで楽しい世界。映画を見た子どもたちが絵に書きたくなるような形」を強く求めていたそう。
エンドア大学は、今までにない数々のこだわりからできたものだったんですね。
凄腕アニメーターたちによって、デザインにもこだわり、時間をかけて丁寧に描かれているので、魔法文字やアイテムを注意深く見ると、楽しい発見ができるかも♪
登場人物にもモデルがいるのか調査!
『メアリと魔女の花』見ました☆主人公のメアリが可愛かったです♪日常から非日常へ入る感じ、メアリのコンプレックスと出生の秘密、魔法の在り方や見せ方、ぶさかわいいネコ(笑)、どこか優しい雰囲気の世界観&愛らしい登場人物たち。そしてメアリとシャーロット大叔母さんで「魔女、ふたたび。」 pic.twitter.com/JZCifV8vt9
— 犬塚志乃 (@inuduka_sino) March 18, 2018
調査の結果、登場人物のモデルはいないようです。
例えば、主人公のメアリを描くにあたり、作画監督の稲村武志氏は、まず米林監督のイメージするメアリ、原作のメアリ、そしてシナリオを分析することから始めたそう。
稲村作画監督は、大学で講義をすることもあり、身近に接する若者たちとメアリとの共通点を感じたりしながらイメージを膨らませ、完成したのがメアリという女の子。
今の若者とメアリに共通点があるなんて、なんだか不思議ですよね。
「メアリと魔女の花」に登場するキャラクターは全て手書きによるもの。
たくさんいる作画担当者が、シーンによって変わるので、ひとつのキャラクターを誰が書いても大きく違いが出ないように、考えられているそうです。
モデルがいるわけではなく、キャラクターそれぞれの性格やイメージを中心に設定され、丁寧に描かれていました。
ただ、米林監督がイギリスへ行って取材したホテルに、黒猫のティブにそっくりの猫がいるとか。
もしかしたら、キャラクターのモデルになった、唯一の存在かもしれませんね。(笑)
まとめ
メアリと魔女の花
「魔女の宅急便」みたいな人とのふれ合いをメインにした感じかと思っていましたが、前半のゆったりした雰囲気から一変して、後半は冒険要素が強くとてもスリリングでハラハラさせられました。
普通の女の子が限られた時間だけ使える魔法。子供の頃に読んだらもっとワクワクしたと思う pic.twitter.com/GJy0jeDORx— ぽこ🐾 (@ponpoko8pon) April 14, 2018
「メアリと魔女の花」の舞台となる場所はどこか、大学や登場人物にはモデルがいるのか調査しました。
監督が、自ら取材に行って作り上げた作品ですから、舞台の場所は原作と同じ”イギリスのシュロップシャー州”で間違いないと思います。
イギリスへ、”聖地巡礼の旅”も、素敵ですね♪
エンドア大学や登場人物には、モデルはいませんでしたが、米林監督をはじめたくさんのスタッフが丁寧に、作り上げていました。
「メアリと魔女の花」をあらためて、見たくなりましたよね♪
2023年12月15日にスタジオポノックの最新作「屋根裏のラジャー」が公開されます。
それを記念して、同じ12月15日、日本テレビの金曜ロードショーで「メアリと魔女の花」が放送されますので、背景など細かなところを観察する、絶好のチャンスですよ♪