千と千尋の神隠し

千と千尋の神隠し「ハンコ」の呪いが消えたのはなぜ?ハクが吐いた虫の正体は?

千と千尋の神隠し ハンコ
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「千と千尋の神隠し」では契約印というハンコが登場しますが、こちらはこの物語のキーアイテムでもあります。

そのハンコには銭婆がいずれ盗みにくるであろう湯婆婆への対策として、死に至るまでの強い呪いをかけていました。

ぴよ吉
ぴよ吉
呪いが発動したからハクは死にそうだったよね。

千尋によって吐き出すことができましたが、銭婆がハンコを手に取ったときなぜか呪いが消えたのに気付いたのです。

その時に吐き出した変な黒い虫の正体も気になりますよね。

ぴよ吉
ぴよ吉
呪いと関係があるのかな?

そこで今回は、【千と千尋の神隠し】で「ハンコ」の呪いが消えたのはなぜか、ハクが吐いた虫の正体についても調査しました!

 

【千と千尋の神隠し】「ハンコ」の呪いが消えたのはなぜ?

銭婆が保管しているハンコ「魔女の契約印」を盗みにきたハク。

しかし、ハンコの呪いによって攻撃を受けてしまうのですが、千尋によってその呪いが消えました。

ぴよ吉
ぴよ吉
千尋、何したの!?

ハンコの呪いが消えた理由として、一番考えられるのは川の神が千尋にあげた「にがだんご」を食べさせたからではないでしょうか。

他にも理由はあるのかも調べてみましたので、まずは銭婆が持っていた「魔女の契約印」について説明しますね!

 

「魔女の契約印」とは?

ハクが危険を犯してまでも盗んだハンコ「魔女の契約印」は、見た目からは想像できない力が隠されていました。

ぴよ吉
ぴよ吉
確かカエルの彫刻があったよね。

このハンコは、魔女が従業員と労働する契約を結ぶときに必要になるとても大切なハンコなのです。

契約する相手を束縛する魔力があるため、湯婆婆はこのハンコを欲していました。

青蛙やリンたち従業員を奴隷として契約を結ぼうとしていたため、ハクを利用したんですね。

ぴよ吉
ぴよ吉
そんな悪い考えだから銭婆にハンコを奪われたんだ!

その結果、ハンコの呪いが発動し、式神に襲われ命からがら逃げてきたというわけでした。

 

呪いが消えた理由を解説!

銭婆は大切なハンコを守るために、命をも奪うほどの呪いをかけていました。

ぴよ吉
ぴよ吉
苦しみながら逃げるハクがかわいそうだったよ…。

血を吐きながら苦しんでいたハクでしたが、千尋が川の神からもらったにがだんごを食べさせたことで落ち着きます。

一見、にがだんごをたべさせたことで呪いが消えたかのように見えますよね。

ぴよ吉
ぴよ吉
え?違うの?

カオナシが湯屋で欲を満たすために食べたご馳走や丸呑みにした蛙などを、にがだんごを食べたことで全て吐き出しています。

そのことから、「にがだんご」には体に取り込んだ異物を吐き出させ、元の状態に戻す効果があると考えられるでしょう。

にがだんごの効果は、生き物ではない魔女の契約印にも作用した可能性があるのです。

ぴよ吉
ぴよ吉
だったらやっぱりにがだんごを食べたおかげで呪いが消えたんだよね。

しかし、そうするとハンコ自体の魔力も消えてしまう可能性があるため、違う理由があるのではないでしょうか。

ハクがハンコを盗んで飲み込んだとき、守りの呪いが作用して外に出てハクの命を外と内側から攻撃し苦しめていました。

鎌爺が「体の中で何かが命を食い荒らしている」「強い魔法でどうにもならん」というセリフ。

ぴよ吉
ぴよ吉
言ってたね。これが呪いだよね。

その状態でにがだんごを食べさせたことで、呪いが外に出たハンコとハクの体の中から食い荒らしていた呪いが吐き出されます。

そして、元々ハクの体にいた虫も吐き出したのでしょう。

ハクが吐き出したとき、ハンコと虫を包んでいた黒いドロドロした物体が呪いで、そのままハンコに戻ることなく溶けていったのではないでしょうか。

ぴよ吉
ぴよ吉
じゃあ、この黒い虫の正体ってなに?
ここ吉
ここ吉
それについては次に解説していくよ!

 

【千と千尋の神隠し】ハクが吐いた虫の正体は?

千尋によってハンコを吐き出すことができたハクでしたが、ハンコと一緒に黒い変な虫も出てきました。

この黒い虫の正体は、ハクの中に湯婆婆が仕込んだ虫だったのです!

ぴよ吉
ぴよ吉
これが呪いの正体?

湯婆婆が仕込んだ割には、千尋にいとも簡単に踏み潰されていましたが。笑

そこで銭婆が踏んだことに大笑いしているシーンが印象的でしたよね。

この変な虫は一体、どんな秘密が隠されていたのか解説していきます!

 

銭婆が仕込んだ虫だった!

この黒い虫の正体は、湯婆婆がハクを操るために体の中にいれていたものです。

ぴよ吉
ぴよ吉
だから湯婆婆の言いなりだったんだ。

千尋がにがだんごを食べさせたことで、ハンコと一緒に出てきたのですが、このシーンだけ見るとこの虫が呪いの正体と思ってしまいますよね。

しかし、ハンコ自体の呪いは他にあり、にがだんごのおかげで黒い虫を吐き出すことができ、湯婆婆の支配からも解放されたのです。

ぴよ吉
ぴよ吉
かなり瀕死の状態だったけど、これで自由だね!

ハクに虫を忍ばせて盗みにも行かせたのに、最後は使い物にならないとハンコと一緒に処分しようとしたのは、さすが「魔女」ですね。

 

踏み潰した千尋を銭婆が笑ったのはなぜ?

変な黒いむしについて解説しましたが、この虫を千尋が踏み潰したことを知った銭婆が大笑いしていましたよね。

ぴよ吉
ぴよ吉
そうそう。なんであんなに爆笑してたんだろう?

それは、神様であるハクでさえ太刀打ちできない強力な魔法を、千尋が簡単にしかも無自覚に踏み潰してしまったから。

千尋が困った表情で「ごめんなさい…」というような顔を見た銭婆は、あまりの展開に驚きつつも呆れたのでしょう。

ぴよ吉
ぴよ吉
湯婆婆の準備した虫もんね。簡単に踏み潰してやっつけたなら呆気にとられるかも。

そして、その呆れた笑いとして、あんなに大笑いしたのです。

「踏み潰しただぁ〜!?」と驚いた顔は、湯婆婆と同じ顔でインパクトがすごかったですね笑

 

まとめ

今回は、【千と千尋の神隠し】で「ハンコ」の呪いが消えたのはなぜか、ハクが吐いた虫の正体についても調査しました!

ハンコの呪いが消えたのは、ハクがハンコを盗んだことで呪いが発動し、ハンコから呪いが出た状態でにがだんごを食べたから。

ぴよ吉
ぴよ吉
呪いが出た状態のハンコはただのハンコだからね。

吐き出したことで、ハンコと虫を包み込んでいた黒いドロドロのハンコの呪いが消滅したんです。

呪いの正体だと思っていた黒い虫は、湯婆婆がハクを操るために仕込んでいた虫だったこともわかりました。

ぴよ吉
ぴよ吉
千尋が簡単に踏み潰したのは滑稽だったね。笑

ハンコの呪いがなぜ消えたのか知りたかった方の参考になれば嬉しいです♪