今なおテレビでも放送されるぐらい人気があるジブリ映画「千と千尋の神隠し」。
その中に出てくる泥まみれの神様のことは知っていますか?
最後はまさかの正体で「よきかな〜」と言って消えましたが、その言葉の意味は何?と思っている方も多いのではないでしょうか。
神様の名前や正体とは何か気になるところ…。
そこで今回は、【千と千尋の神隠し】「よきかな」の意味は何か、神様の名前や正体も解説します!
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【千と千尋の神隠し】「よきかな」の意味とは?
千と千尋の神隠しに出てくるオクサレ様の泥の姿の時に見えるのは私だけでしょうか?笑#空 #そら #カメラ女子#キリトリセカイ#千と千尋の神隠し#オクサレ様#空好きな人と繋がりたい#写真好きな人と繋がりたい#カメラ女子と繋がりたい#sky #camera #spiritedaway pic.twitter.com/0BgeBqIeH1
— 星月 夕_Hoshizuki yu (@yu_hoshizuki87) March 6, 2023
ヘドロだらけで登場したオクサレ神と呼ばれていた神様が、最後は「よきかな〜」と言いながら去っていくシーンはとても印象が強く残っています。
その「よきかな」という言葉の意味がわからないという方が多いんだとか。
実は「よきかな」は漢字で「善哉(善き哉)」という字で、意味は「気持ちよかった」「よくやった」と相手を褒め称える言葉を表します。
それでは「よきかな」について、さらに詳しく解説していきますね!
「よきかな」とは?
千と千尋の神隠しの河の神かな。 https://t.co/Cfd6KkAohT pic.twitter.com/4yKy1D30oH
— いそふらぼん (@Shooteriser) August 4, 2023
ヘドロまみれで現れた姿は、湯婆婆も千尋も目を丸くしてしまいました。
それほど姿も匂いもすごかったことがわかりますが、湯婆婆たちはその姿から「オクサレ神」だと思って接しています。
その後は、無事に千尋からキレイにしてもらったあと笑いながら「よきかな」と言っていました。
その言葉には「元の姿に戻れてよかった」という意味や「お風呂が気持ちよかった」という意味があったと言われています。
千尋がヘドロまみれの中から、自転車の持ち手の部分に気づいて抜かなければ、そのままクサレ神扱いされていたことでしょう。
憶測ですが、過去にも油屋を訪れたことがあったものの、オクサレ神扱いされたことで追い返されたこともありそうですよね。
しかし、千尋によって元の姿に戻ることができたので、嬉しさやお風呂が気持ちよかったのもあり、「よきかな〜」と言ったのだと思います♪
言葉の由来を調査!
千と千尋の神隠しの河の神のシーン、「新人がクセ強の客を任せられる」「実はその客が太客」「最初は新人の対応を見守る湯婆婆(支店長)」「佳境で上司のヘルプ(とそれを指示する湯婆婆)」「クロージング後の『皆も千を見習いな!』のセリフ」と、証券リテール現場として見ると解像度が高すぎるんだよな pic.twitter.com/EttAxKODIb
— いそっち (@yuki8623) September 10, 2023
元の姿に戻った神様が言った「よきかな」の言葉の由来はご存知でしょうか。
「よきかな」の言葉の漢字は「善哉」と書き、「ぜんざい」と読みます。
そう、あのおしること同じで、一見関係ないようにみえますよね。
この言葉はもともと、相手を褒め称えたり喜びを祝う言葉でもあり、室町時代に一休和尚が弟子に作ったおしるこが美味しかったことから出た言葉「よきかな」が由来なのだとか。
また「よきかな」は仏教で使う言葉でもあり、元の姿に戻った神様は千尋に「よくやってくれた!」と労りの言葉を送ったのではないでしょうか。
【千と千尋の神隠し】神様の名前や正体も解説!
千と千尋の神隠しが突き刺さりすぎて笑えてくる 笑笑
何回見てもまた見たいってなる不思議な映画今回は銭ゲバ蛙に疲れ果て腐れ神のような自分が分かち合いで泥が出てくるシーンが刺さる ポッ ああ〜
まさに心がほぐれてく自分が銭湯浸かるような感じがそのまま映されてて見ながら ああ〜てなった pic.twitter.com/xCrBYFSZKz— U1🕊NO WAR (@ADHD_U1) November 6, 2022
あのヘドロまみれで誰もが鼻をつまんでしまうような臭いを放つ姿をしていることから、オクサレ神と思われていました。
しかし、本当の名前は「河の神」で河の神様だったんですね。
千尋にとって初めての接客でのお客様だった神様ですが、一体どんな正体だったのかを詳しく解説していきます!
神様の名前や正体は?
「千と千尋の神隠し」の
オクサレ様わかる?ドロドロの状態で
銭湯に来るんだけど
キレイに洗ったら
その正体は河の神様だったという。悩んで人生詰んでる人は
オクサレ様と一緒。今はドロドロだけど
適切な薬用湯に入れば
ちゃんとピカピカになって
美しい神様だったことを思い出すんだよね。 pic.twitter.com/Qj44rsrR8k— えとう ゆき | Sloth, Inc. (@namakemono_yuki) September 6, 2019
オクサレ神と思っていた神様の名前は「河の神」。
ヘドロに覆われていたことで、さすがの湯婆婆も本当の姿がわからなかったんですね。
湯婆婆も河の神を見て「あれは名のある河の主」と言っているシーンがありました。
きれいになって元の姿に戻った「河の神」は、まるで龍のように飛び去りましたが、河の神でもあるハクと同じ龍だったので、河の神様は龍の姿をしているのではないでしょうか。
そんな名のある河の神様が、なぜオクサレ神と間違われるぐらいヘドロ姿になってしまったのか気になりますよね。
そこには悲しい意味が隠されていたのですが、次のところで解説していきますね!
ヘドロ姿には意味があった!
「千と千尋の神隠しに出てた泥ですか?」って言われたけどオクサレ様じゃないです。
ちなみに人に「泥」っていうのは悪口です。 pic.twitter.com/A87XRxY7iG— やすずはいぱぁ🎙 (@YsZhY) December 19, 2023
湯婆婆が「名のある主」と言うぐらい立派な神様が、どうしてヘドロまみれの姿になったのでしょうか。
そこには神様から出てきた多くの泥やゴミに理由が隠されています。
本来はきれいな河だったはずが、人間が長きにわたってゴミを河に捨てたり、汚れた水を流したりとじわじわと河を汚していきました。
それが何年も、何十年も続いたことで、河の神の本来の姿がなくなってしまい、オクサレ神と勘違いされるほど見る影もなくなっていまったのではないでしょうか。
まとめ
千と千尋の神隠しに出てきたオクサレ様は何でこんなに腐りまくってんだろうと小さい頃は不思議だったけど、〇年後にはオクサレ様なんか可愛いレベルで腐りまくったワシって一体… pic.twitter.com/052U6RxCBz
— 水兵⚓りー (@suihei_ri) April 2, 2022
今回は、【千と千尋の神隠し】「よきかな」の意味は何か、神様の名前や正体も解説しました!
オクサレ神が言った「よきかな」の意味は、相手を労り誉める意味があり、千尋にはきれいにしてくれたことで、「よくやった」と伝えたかったのではないでしょうか。
湯婆婆でさえオクサレ神と思っていた神様の本当の正体は、名のある河の主で名前は「河の神」でした。
もともとはきれいな河だったのが、長年の人間のゴミや汚水によって穢れ、誰も河の神様とは気づかないほどヘドロまみれになったのだと思います。
河の神をはじめ、色々な神様が登場する「千と千尋の神隠し」が2024年1月5日に金曜ロードショーで放送されることが決まりました!
オクサレ神の正体とは何だったのか気になる方は、この記事を見て映画を鑑賞してみてはいかがでしょうか♪