天空の城ラピュタ

ラピュタのロボット兵の名前は?花の意味や動力源・元ネタとなったモデルも調査 

ラピュタ ロボット兵
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【天空の城ラピュタ】のロボット兵といえば、逆三角形の胴体と長い手が特徴的でジブリ映画のマスコットキャラとしても人気ですね。

ところでこのロボット兵、どんな名前なのでしょうか?

ぴよ吉
ぴよ吉
そういえばお話の中では名前で呼ばれていないよね。

また、元ネタとなったモデルがあることもあまり知られていないはず。

動力源には何が使われているのか、シータにお花を渡すシーンからどんな意味が読み取れるのか、疑問の多いキャラクターなのですがお話の中では説明がありません。

実はロボット兵については映画から推測できることとは別に、作中では語られない設定があるのです。

ぴよ吉
ぴよ吉
それは知らなかった!っていう設定や裏話もいっぱいあったよ♪

ロボット兵に名前はあるのか、元ネタやモデルについて、また動力源やお花を渡す行動の意味など、詳しく調査しましたのでご紹介していきます!

 

【天空の城ラピュタ】ラピュタのロボット兵の名前は?

ラピュタ文明と同じく、あまり明確に説明されていないロボット兵ですが、実はちゃんと設定があるのです。

まず、ロボット兵の名前は…特になし

ぴよ吉
ぴよ吉
ロボット兵はロボット兵だった!!

見た目でロボットとわかればいいという宮崎駿監督の意向があり、特に名前はつけられなかったとのこと。

また、【天空の城ラピュタ】に登場するロボットは複数種類があることは知っていますか?

実は登場していない種類も含めると3種類の設定があったということがわかりましたので、ご紹介したいと思います♪

 

ロボット兵の名前はない

ロボット兵の名前はないのですが、ロボット兵にそっくりなキャラクターが別の作品にも登場しているんです。

宮崎駿監督が「照樹務(てれこむ)」という名前を使って演出・脚本を担当した【ルパン三世『さらば愛しきルパンよ』】にロボット兵そっくりなキャラクターが登場。

ぴよ吉
ぴよ吉
本当にそのままそっくり!!

この作品のロボットは「ラムダ」「シグマ」という名前で登場しており、ともにギリシャ文字に由来しています。

もし、【天空の城ラピュタ】のロボット兵に名前がついていたとしたら無機質な数字やアルファベットなどで表現していたかもしれませんね。

ちなみに、宮崎駿監督は【ルパン三世】で登場したロボットの時計の中みたいな顔が気に入り、テレビで生かしきることができなかったので【天空の城ラピュタ】でも登場させたのだとか。

ぴよ吉
ぴよ吉
このときロボットに乗ってる女の子もナウシカそっくりだったよー!

 

ロボットには複数種類がある!

【天空の城ラピュタ】には園丁用ロボット、戦闘用ロボットが登場し、作中には登場しなかったものの看護用ロボットも含めると3種類

全てのロボット兵はラピュタ人に忠誠を誓っており、飛行石に反応して作動しているのです。

ぴよ吉
ぴよ吉
シータが持っていた飛行石とロボット兵の胸の紋章が光で繋がるシーンもあったね!

顔の真ん中にある2つの目のような発光体は人間とコミュニケーションをとる機能が備わっており、シータはロボット兵の意図がわかるようでしたね。

それぞれの特徴をまとめましたので、チェックしてみましょう!

戦闘用 園丁用 看護用
能力
  • 敵との戦闘
  • 使用者を守る
  • 庭の手入れ
  • 動物のお世話
不明
見た目
  • 赤っぽい
  • 腕にトゲトゲがある
  • 緑っぽい
  • 腕にトゲトゲがない
不明
特徴
  • ビームの威力が強い
  • 飛行が可能
  • 四足歩行が可能
  • 優しい
  • バルスで停止しない
  • 足音がかわいい
不明

ラピュタ人は高い文明水準を持っていたので、もしかしたらこれ以外のロボットもいたかもしれませんね!

 

【天空の城ラピュタ】花の意味やロボット兵の動力源・元ネタとなったモデルも調査

ラピュタに辿り着いたパズーとシータが出会った園丁用ロボットが、シータに花を差し出すシーンは有名ですよね。

無機質なロボットの手とお花は真逆のイメージですが、不思議と園丁用ロボットの繊細さや優しさを感じるシーンでもあります。

ぴよ吉
ぴよ吉
お花は園丁用ロボットの優しさの象徴でもあるんだね。

また、このロボット兵たちの動力源はおそらく飛行石に関連したものなのですが詳細は不明で、未だに謎の多いキャラクターなのです。

さらに、元ネタとなった「ラムダ」にもさらに元ネタがあるということでそちらについてもまとめました♪

 

花の意味は園丁用ロボットの優しさの証

シータとパズーの乗った船が小鳥の巣の上に乗ってしまい、それをどけてあげた園丁用ロボット。

そのお礼なのか、園丁用ロボットはシータとパズーにラピュタの内部を案内するかのように歩いていきましたね。

ぴよ吉
ぴよ吉
ポヨン、ピコン、みたいな足音がかわいいよ~

また、墓守のような存在でもあるらしくお墓に花を添えたりと、ロボットでありながらまるで優しい心を持っているようにも見えます。

本来なら警戒心の強い動物や小鳥たちが戯れている姿を見ると、長い時間をかけて心を通わせてきたのでしょう。

シータにお花を差し出したのは特別な行動ではなく、動物たちに対するのと同じように接するいつもの姿であり、園丁用ロボットの優しさの証なのです。

 

ロボット兵の動力源は胸部分にある!

ロボット兵の動力源は飛行石と関係していると考えられるものの、正体は不明

設定上は「形状記憶弾性セラミック」という伸縮自在で硬さの変化が可能な素材でできているそうですが実在はしていません。

ただ、戦闘用ロボット兵は胸の中心を打ち砕かれて停止したので胸部分に動力源があるのではといわれています。

ぴよ吉
ぴよ吉
ラピュタから落ちても、何百年経っていても起動できる超素材だね…。

また、元ネタ「ラムダ」にはさらにモデルとなった元ネタがあるのはご存知ですか?

アメリカのアニメ制作会社が1941年に作った【スーパーマン】に登場したロボット13号機が「ラムダ」の元ネタとのこと。

このキャラクターは現金を強奪するロボットだったそうですよ!

確かに両腕を翼のように伸ばして飛行する姿は似ている気がしますね。

 

まとめ

ラピュタのロボット兵は、宮崎駿監督が携わった別アニメで登場したロボット「ラムダ」「シグマ」が元ネタで、さらにアメリカのアニメをモデルにしてキャラクターが作られたとのことでした!

ラピュタのロボット兵には名前がつけられていないのでちょっと寂しいですね。

ぴよ吉
ぴよ吉
ラピュタ人がいたころには名前で呼ばれていたのかも?

名前はないものの、用途によって種類が違うので詳しくまとめてみましたが見た目の違いなどには気づいたでしょうか?

園丁用ロボットはお墓に花を添えたり、シータに花を渡したりと、戦闘用ロボットとは違った魅力がありファンの間でも人気のキャラクター。

ロボットとお花、真逆のイメージではあるものの園丁用ロボットの優しさを意味するシーンだったと思います!

ぴよ吉
ぴよ吉
滅びの言葉で園丁用ロボットが停止しなかったのはよかった!

ロボット兵についてはラピュタ文明と同じく謎の部分が大きく、動力源が何なのかは不明

胸部分に動力源があるようですが、飛行石が関係していること以外あまりよくわかっていないのです。

元ネタやモデルになったアニメにヒントがあるのかな?と思いましたが、全く違う作品なので【天空の城ラピュタ】に通じる要素はありませんでした…!

ラピュタ文明やロボット兵の謎など、どんな意味を持っているのか考えながら作品を見るとまた違った楽しさがありますね♪