ジブリアニメーション作品でも人気の「耳をすませば」の映画が、2022年の11月に実写化されとても話題となりましたよね!
アニメが実写化されると賛否両論が起こりやすいですが、実写版「耳をすませば」のあらすじはアニメと同じなのか気になるところ。
また、アニメ版「耳をすませば」は10年後の物語なのですが、結末のラストが泣けるという声があるのです!
どんな物語が繰り広げられるのか、見る前にあらすじを知ることでもっと楽しめるかもしれません。
そこで今回は、実写版「耳をすませば」のあらすじと考察をしてみました。
そして、10年後の結末のラストは泣けるのかも合わせて見てみましょう♪
ここからは結末を含めた一部ネタバレがありますので、ご注意ください!
実写「耳をすませば」あらすじと考察
実写『耳をすませば』を試写してきました!
月島雫と天沢聖司の甘酸っぱい青春時代から10年後のストーリー、
最初から最後まで胸がキュっとなる、目が離せない映画でした。
相手を想う気持ち、ありのままの自分を大切にする姿勢、色々考えさせられます。
みなさんも映画館に足を運んでみてはいかが☺️? pic.twitter.com/L5f0EPFIUM— とぅん🐈⬛ (@tototonton11) September 22, 2022
【過去】(回想シーン) | 【現在】 |
公募に応募しても落選し続ける日々 | |
天沢聖司は嫌なやつ? | |
地球屋で再び聖司と出会う | |
親友の夕子と幼馴染の杉村が婚約! | |
物事が上手くいかずに悩む雫 | |
聖司のことが気になり始めた雫 | |
雫はイタリアへ行くことを決意 | |
お互いの悩みを打ち明ける | |
戸惑い、別れ | |
2人の新たな決断 | |
雫に惹かれていた聖司 | |
2人の思い |
過去(回想シーン)と現在が行き来するストーリーのため、時系列で表にしてみました。
実写「耳をすませば」は、ジブリ作品「耳をすませば」の10年後の物語を2人の過去と重ねながら描いています。
ちょっと複雑なこちらの映画のあらすじを、分かりやすく過去(回想シーン)と現在に分けて解説していきますね♪
過去の回想シーンを考察
「耳をすませば」が松坂桃李さんは聖司、清野菜名さんが雫で実写化、アニメ10年後の話となるそうですが、アニメの聖司が雫を自転車でニケツで走り、坂で雫が聖司を押すシーン好きなんだけど、聖司が登った坂の勾配は約23.4%。聖司は坂好きサイクリストにもなってるかもしれない。#耳をすませば pic.twitter.com/4Ij2DPS8a1
— てんげるまん🌀tengelmam (@fcbliebe1900) April 13, 2022
こちらでは、過去の回想シーンのあらすじを解説していきます。
アニメ版と同じようなシーンがあり、ジブリファンにとっては嬉しい場面もあるのではないでしょうか♪
天沢聖司は嫌なやつ?
図書館で雫が借りようとする本の図書カードに、いつもある「天沢聖司」という名前。
どの本を借りようとしてもその名前があるので、雫はきっと素敵な人だろうなと考えつつ、どんな人が気になりはじめます。
そんなある日、ベンチに図書館の本を置き忘れてしまった雫。
取りに行くと、そこには見たことない少年がその本を読んでいました。
雫が声をかけると少年が本を渡し、「中3で妖精でもないよな」と呟きます。
聖司は、雫がまだ読んでいない本の内容を教えてしまい…。
雫はそのときに少年が聖司だということに気付き、嫌なやつだという印象をもちました。
地球屋で再び聖司と出会う
電車で出会った猫を雫が追いかけると、「地球屋」という骨董品店にたどり着きました。
入ると古い猫の人形を見つけ、さっきの猫かもと不思議に見ていると、店主の老人・西史郎がバロンという猫だということを教えてくれます。
さらに猫について地球屋の2階へ行くと、そこではチェロを弾いている聖司の姿が。
聖司がなぜ雫がここにいるのか聞くと、雫は猫の話をすることに。
そこで聖司はチェロ奏者になることが夢だということ話し、雫が物語を読んでも物足りないと言うので、聖司はそれなら自分で物語を書いてみることを提案をしました。
バロンを見つめていた雫に、「バロンは恋人を待っている」と聖司がバロンが作られた話を語り始めると、雫は涙を流します。
そこから雫は物語を書き始めました。
聖司のことが気になり始めた雫
聖司のことが気になり始めた雫は、夕子にそれが恋なんだと言われます。
休み時間、教室にいた雫のもとに話があると聖司がやってきますが、他の生徒に冷やかされ屋上へ。
雫に避けられていることを気にしていた聖司でしたが、恥ずかしがりながらも雫が書いている物語を一番最初に見せて欲しいと言います。
雫は驚きましたが、思わず嬉しそうに笑顔になりました。
物語を書き終えた雫は、地球屋にいる聖司のもとへ原稿を持っていくと、そこで聖司は文化祭で雫のクラスが歌った「翼をください」をアレンジして演奏していました。
雫が書いた原稿「バロンの物語」を渡すと、聖司は受け取り「翼をください」を歌えと言います。
雫に惹かれていた聖司
聖司が雫を知ったのは、雫が聖司を知るずっと前。
図書館で本を読んでいる雫の表情がコロコロ変わるので、興味を持ち観察していた聖司でしたが、いつしか雫に惹かれていきました。
その内、雫が興味を持ちそうな本を読むのが分かるようになり、先回りして読むようになったのです。
雫と初めて会ったときは、恥ずかしさから強がって素直になれなかったと10年後の手紙に書き綴っていました。
ある日、雫を高台に連れて行った聖司は、そこで雫に告白をし、雫も聖司のことが好きだと返事をしたのです。
しかし、チェロの修行に10年はかかることを話し、一緒に頑張ることを約束するのでした。
10年後の現在のあらすじ
「耳をすませば」の実写版映画を見ました。カントリーロード、流れない…。でも「翼をください」のイメージが刷新されました。センシティブな女の子がひとり歌っている絵が浮かんでいたのです。白鳥はかなしからずや、みたいな。こんなに心弾む、開けた楽曲とは!弾いてみたくなりました。 pic.twitter.com/tKG17uLrVf
— Roizo (@roiroiroizo) March 5, 2023
あれから10年後の物語のあらすじを解説していきます!
イタリアへ渡った聖司や小説家を夢見ながら働く雫は、どのように過ごしているのでしょうか。
公募に応募しても落選し続ける日々
15歳の聖司がイタリアでプロのチェリストになると宣言すると、雫も物語を書くと決め、お互いに約束。
そして10年後、25歳になった雫は原稿が入った封筒を手に「翼をください」を口ずさみながら実家へ久しぶりに帰ります。
部屋で封筒を開けると、公募の落選の結果が…。
雫はそれを過去に落選した原稿の入った段ボールに入れますが、そこに「フェアリーテイル」とう本の図書館の貸し出し記録のカードを見つけました。
そこには聖司と雫の名前があり、それを見ながら雫は過去を思い出し振り返ります。
親友の夕子と幼馴染の杉村が婚約
久しぶりに地球屋へ行った雫は、バロンを見て久しぶりと声をかけ、店主の史郎にコンクールに落選してばかりだと話していました。
「もう10年も」という雫に「まだ10年」と言い、史郎は雫を元気づけます。
元気になった雫は夕子と暮らす家に帰り、夕子と夕子の婚約者である杉村がと3人で話していました。
杉村が、10年も純愛を貫いてる雫に感心しながらも結婚しないのかと聞きます。
その頃イタリアにいる聖司は、楽団の仲間であるサラに完璧さを求め、細かい注文を付けていました。
一方雫は、編集長である部長に、雫が担当している児童作家・園村の原稿の書き直しを命じています。
先輩にも注意を受け、落ち込みながら帰宅した雫は夕子に励まされますがそのまま部屋へ。
聖司の写真を見て頑張らないとと思い、また同じころ聖司も雫の写真を見て頑張りますかと呟くのです。
なにも上手くいかず悩む雫
担当作家・園村のところに訪れた雫は、書き直された原稿を読みます。
園村に書き直す前と直した後ではどちらが良かったかと聞かれますが、答えることができず…。
逆に園村にどう思うかを聞いてしまい、園村は雫に担当を降りて欲しいことを伝え、原稿をゴミ箱に捨てたのです。
会社に戻った雫は部長に怒られ、担当は変えられてしまいました。
そして、先輩のみどりからも現実をみなさいと作家になる夢を諦めるように言われます。
落ち込む雫は、家に帰るとすぐに部屋に引きこもってしまったのです。
雫はイタリアへ行くことを決意
今の仕事での悩みを相談するため地球屋の史郎のところへ行きます。
史郎に心の声を聞けばいいと言われ、雫は両耳に手を添えて耳をすませました。
過去に、聖司からイタリアへ有名なチェリストのところへ行くと告げられた日も雨で、この日も雨の中家へ帰ることに…。
夕子に10年の間、何も成果を出せていないことや、聖司が海の向こうにいることを嘆いていましたが、夕子はもう答えは雫の中に出ているということを促します。
雫は聖司に会いに行くことを決め、公衆電話から聖司に国際電話をかけました。
来週聖司に会うためイタリアへ行くことを告げ、それを聞いた聖司はとても嬉しそうに演奏仲間であるサラに大切な人がこっちに来ることを話します。
再会、お互いの悩みを打ち明ける
雫が聖司の下宿先で待っていると、聖司にサラがハグをしているところを見てしまい、思わず雫は物陰に隠れてしまいました。
待ち合わせ場所で雫は聖司と再会することができ、レストランで食事をしながら聖司が、明日の12時半にオアステレベの広場である自分の演奏会に雫を誘います。
雫は久しぶりに聖司が演奏する姿を見るので、とても楽しみにしていました。
聖司の家に誘われた雫は、うなずき行くことに。
そこで会社のこと、コンクールに落選続きのことを相談すると、聖司も音が聞こえなくなったと打ち明けます。
そして聖司の祖父である史郎に言われた、心の声を聞きなさいという言葉と耳をすませる仕草をしました。
それを聞いた聖司は、プロのチェリストになることを夢見てイタリアへ来たが、今は演奏で人を笑顔にすることが夢だといことを雫に言います。
そして、雫に「翼をください」を歌ってほしいと言いチェロを演奏しました。
雫はそれに合わせて歌い、中学時代の2人が重なります。
戸惑い、別れ
歌い終わった雫は、聖司に待ってていいのかを訪ねます。
聖司が答えようとすると、そこへサラが部屋に入ってきました。
雫に10年の遠距離恋愛なんてありえない、住む世界も違うし聖司を愛してるから別れてと言われてしまい…。
びっくりした雫は部屋を飛び出し、聖司も飛び出した雫を追いかけイタリアの高台へ行きますが、そこに雫はいませんでした。
翌日、約束した演奏会に雫は来ることはなく、聖司は諦めてその場を去ります。
その直後、雫もやってきましたが、サラが言った住む世界が違うということを思い出し、そのまま帰国することに。
夕子のところへ戻ると、今まで我慢してた思いが溢れたのか、別れたと言って声をあげて泣きました。
2人の新たな決断
雫は部長に頼み、担当していた園村のところへ謝罪をしに向かいます。
そして、再び担当に付かせてほしいことを伝えますが、断られてしまいました。
園村は雫が物語を書くのをやめようと思っていることを聞き握手を求め、いつかきっと良い物語が書ける、頑張って欲しいことを伝えました。
夕子に10年の遠距離恋愛を無理していたと話し、雫は実家へ帰ることに。
その頃イタリアでは、聖司は手紙を投函していました。
引き留める仲間を説得し、日本で音楽をやりたいと帰国することを決意します。
手紙が雫のもとへ届き、手紙には出会った頃の話が書いてありました。
2人の思い
聖司は、10年もの間修行をしていましたが、技術ばかりを求めて楽しめていなかったが、雫との再会と会話で気付かされたことを手紙に書いています。
イタリアで聖司に演奏してもらった「翼をください」を歌ったときのことが書いてあり、それを見た雫はもう一度物語を書くことにしました。
そのことを聖司に手紙で書き送ります。
手紙を受け取った聖司は、街で「翼をください」をチェロで演奏し始めると、徐々にみんなが加わってきました。
この後の感動のラストシーンを、詳しく解説していきます!
実写「耳をすませば」10年後の結末ラストは泣ける!
実写版「耳をすませば」10年後の話をやるらしい。イタリアにヴァイオリン作りの修行に行ったはずの聖司くんがチェロ弾いてる。ここは盛り上がりポイントである。左腕が破壊されて右投手として復活する星飛雄馬的なドラマを感じる。ついでに雫の左手にもサイコガンとか仕込んで欲しい。 pic.twitter.com/gO1CXYhRD4
— ゾルゲ市蔵 (@zolge1) April 17, 2022
雫と聖司の2人が、お互いに悩みながらも大切に思い、前に進む姿が元気をもらえましたよね。
そして、最後は感動のプロポーズで10年の遠距離恋愛が実ったところが泣けました。
誰もが知っている「翼をください」がまた、ラストシーンを盛り上げてくれてまた涙…。
それでは結末のラストのあらすじを詳しく見てみましょう!
聖司が雫にプロポーズ!
映画「耳をすませば」BDレンタルして視聴🎥
ジブリ好きなので、実写版どんな感じになるんだろうと思いながら見ました。
10年の純愛が実って良かった(^^)
2人が朝早くに2人乗りで日の出を見に行くシーンが良い🌸爽やかな2人だなぁ🚲 pic.twitter.com/vjamuv4gA9— ひろくん📸🤟🚴⚽🦌 (@hiro_zidan10) April 1, 2023
10年後の結末のラストのあらすじはこちら!
帰国した聖司が、自転車で雫の家へ向かいます。
雫も物語を書き終え、窓を開けるとそこには聖司の姿が。
過去にも同じようなシチュエーションがあり、聖司は運命だと言います。
そのときと同じように雫を自転車の後ろに乗せ、雫に告白した思い出の高台へ。
日本を拠点に世界を目指すと言い、雫に結婚してくださいとプロポーズをします。
もちろん雫は嬉しそうに、「はい」とうなずきました。
10年と長い間、温めていた思いがやっとの思いで繋がり、ほっこりしたと同時に感動しましたよね!
名曲「翼をください」が心に響く!
43歳のおじさんが一人で『耳をすませば』を見て、帰りの車の中で『翼をください』を口ずさむ。 pic.twitter.com/UOih5lEVJg
— のりひこさん (@o_norihiko) October 24, 2022
聖司の部屋で演奏し、雫が歌った「翼をください」。
この実写版「耳をすませば」のテーマ曲にもなっており、知らない方はいない名曲ですよね。
ジブリとはテーマ曲が変わってしまいましたが、それでも素晴らしかったと言う声がたくさんありました。
最初は現在の聖司のチェロと雫の歌声から、いつしか少年期のチェロと少女の歌声がかぶさり、次第に2つのチェロと2人の歌声でハーモニーを作るという見せ方が、心に響いてきます。
見ている方も青春時代を思い出させるシーンでもあったのではないでしょうか♪
U-NEXTで現在配信中!
耳をすませばの実写版は、現在U-NEXTで配信されているのはご存知ですか?
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まとめ
10/14公開『耳をすませば』試写感想。意外と…と言うのも申し訳ないほど本当に良かった。10年後の物語を、原作のエッセンスを織り込みつつ、設定の改変や大仰な演出も存分にアリにするバランスで、上手く実写に落とし込んでる。清野菜名と松坂桃李、それぞれの中学生時代のキャストも素晴らしい。 pic.twitter.com/lDZ5KYecWu
— ヒナタカ@映画 (@HinatakaJeF) September 27, 2022
今回は、実写版「耳をすませば」のあらすじと考察してみました!
この物語は聖司と雫の15歳の頃の話と、10年後の話を交互にしながら進んでいくストーリー。
実写版「耳をすませば」のあらすじは、お互いに悩みながらも前向きに進んでいく純愛物語で、忘れかけていた甘酸っぱい思い出がよみがえった方もいたのではないでしょうか♪
純愛で泣けるシーンもありますが、爽やかな気持ちになりほっこりすることも。
そして、10年後の結末のラストは聖司が雫にプロポーズをして、長年の遠距離恋愛が実った瞬間が特に泣けるところでしたね!
ジブリアニメの続編ということだったので、その後に2人が結ばれることを願っていたファンもいたと思います。
ところどころ設定が変わっていますが、回想シーンでアニメ版と同じシーンがあったりするので、ジブリファンの方も楽しめるのでは♪
このネタバレあらすじの記事を見て、実写版「耳をすませば」に興味を持たれた方は、一度見てみてはいかがでしょうか!