ミラベルと魔法だらけの家

ミラベルと魔法だらけの家で伝えたい事はなに?名言や名セリフの意味も考察

ミラベルと魔法だらけの家 伝えたい事
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記念すべき60作品目となる、ディズニーの長編アニメション映画「ミラベルと魔法だらけの家」はミュージカル・ファンタジー作品。

ぴよ吉
ぴよ吉
映像も綺麗だよ!

映画は私たちに何かを伝えようと、名言や名セリフなどから、多くのことを語りかけてくれますね。

その映画の伝えたい事はどのようなことなのか、意味を知り考察する…それも映画鑑賞の楽しみ♪

ぴよ吉
ぴよ吉
感想を言い合うのって、相手の考え方もわかるから面白いよねー。

そこで「ミラベルと魔法だらけの家」が私たちに伝えたい事は、どのようなことなのでしょうか。

名言や名シーンも多く、その意味がわかるとますます「ミラベルと魔法だらけの家」が好きになるかも♪

名セリフや人気の歌の歌詞など、登場するキャラクターたちの気持ちを考察してみました!

 

【ミラベルと魔法だらけの家】伝えたいことは何?

伝えたかったのは、大家族だからこその絆と、それぞれの想いが交差する家族の複雑さ。

ぴよ吉
ぴよ吉
家族っていつでも味方でいてくれるけど、何を言ってもいいわけじゃないよね。

そして、どんな状況であっても、自分自身を認めてあげる事が必要で、大切であることを「ミラベルと魔法だらけの家」が私たちに伝えてくれていると思うのです。

ぴよ吉
ぴよ吉
ラベルはいつでも自分を信じてるよね!

制作した3人の監督へのインタビューから、「ミラベルと魔法だらけの家」が伝えたいこととはなんなのか、考えてみましょう。

 

伝えたいのは大家族だからこその複雑さ

テーマは『大家族』と語ったのは、バイロン・ハワード監督、脚本を兼ねたジャリッド・ブッシュ監督、そしてチャリーズ・カストロ・スミス共同監督。

ぴよ吉
ぴよ吉
バイロン監督とジャレッド監督は“ズートピア”も一緒に監督したんだよね!

テーマを決めるにあたり、お互いに深く共感できることが大事である、と話し合う中で、それぞれが『大家族』という、共通の環境で育ってきたことがわかりました。

家族をとても愛していましたが、時に複雑でもあることを感じていた監督たちは、それぞれが自分の家族のことを本当はよくわかっていないことに気付いたそうです。

ぴよ吉
ぴよ吉
家族でも知らないことあるよね。

それこそが「ミラベルと魔法だらけの家」で描きたかった大家族だからこそ、複雑であるということ。

ミラベルは自分だけがギフトがないことで、他の家族がとても羨ましく、幸せなんだと思っていましたが、実は姉のイサベラとルイーサもそれぞれに悩みを抱えていました。

「ミラベルと魔法だらけの家」は『自分は家族のことをどれだけ理解しているか、また家族は自分のことをどれくらい理解してくれているのか』を私たちに問いかけているのです。

ぴよ吉
ぴよ吉
家族だからこそ、分かり合えたらいいね。

 

大切なのは自分自身を認めてあげること

幸せそうに見える人も、実は悩みやプレッシャーと戦っていて、みんな自分と同じなのだと気づくことで、“自分は自分でいいのだ”と認めることができたミラベル。

ぴよ吉
ぴよ吉
自分を愛してあげてほしいな。

ハワード監督は子供の頃、両親にがっかりされることが、一番の恐怖だったと話しています。

これはアルマおばあちゃんの期待に応えたい、認めてほしいと思うミラベルと同じで、誰もが持っている感情ですよね。

監督たちは、この作品を見た人に「みんな同じように悩んだり、苦しんだりしている、あなただけじゃない、あなたはひとりじゃないよ」と伝えてくれています。

ぴよ吉
ぴよ吉
大丈夫!みんな同じだよ。

そして、ミラベルは思いやりを持って相手の立場に立つことができる、誰もが自分自身を認め思いやりを持つことで、成長できるのだと話していました。

これが、最近よく耳にする“自己肯定感を高める”ということなのですね。

 

【ミラベルと魔法だらけの家】名言や名セリフの意味も考察しました!

映画を見終わったあと物語を振り返るときに、印象に残った登場人物の名言名セリフを思い出したりしませんか?

ぴよ吉
ぴよ吉
どんな名セリフか気になるなぁ。

それぞれのセリフには、たくさんの意味が込められているので、どのような気持ちで言っているのか気になりますよね。

言葉とは相手の受け取り方で、傷つけることも、元気を与えることも簡単にできてしまうので、全てのセリフが重要。

ぴよ吉
ぴよ吉
名セリフは名シーンから生まれるのだ!

「ミラベルと魔法だらけの家」を見て感じた、印象に残った名言や、お気に入りの名セリフはどんなものがあるのでしょうか♪

 

名言や名セリフを考察とともにご紹介します

名セリフや名言だなと思うものを集めてみたので一緒に見ていきましょう!

ぴよ吉
ぴよ吉
言葉の印象で、その人がどんな人なのか、わかっちゃったりするよね。

 

家族の誇りになってね

ミラベルが5歳になり儀式に向かう前にアルマおばあちゃんが言うセリフ。

“家族の誇り”とはかなり重い言葉で、アルマおばあちゃんのミラベルに対する大きな期待が感じられます。

ぴよ吉
ぴよ吉
5歳の子供に“誇り”ってかなりプレッシャーだよね。

儀式が失敗に終わったときの、アルマおばあちゃんの絶望もわかりますが、5歳のミラベルの気持ちを考えると切なくなりますね(泣)。

 

ギフトがあってもなくても、私も他の家族と同じくらい特別なんだから!

村の子どもたちに向かってミラベルが明るく答えます。

間違いなく本心からの言葉だと思いますが、実際は家族から冷たくあしらわれ、疎外感を感じているはず。

劣等感を抱えながらも明るく振る舞うミラベルに、「無理しなくていいよ」と声をかけたくなってしまいますよね。

ぴよ吉
ぴよ吉
子どものひとりが言うんだ、現実逃避だって…悲しくなっちゃうよね。

 

僕は娘のことを考えているんだ!

ミラベルに対して激怒しているアルマおばあちゃんに、ミラベルのパパが言い返します。

少々おっちょこちょいで、ギフトを持たないお婿さんのパパが、おばあちゃんに強く言い返すのは勇気が必要だったはず。

ぴよ吉
ぴよ吉
パパさん、頑張ったよね!

ミラベルがちゃんと愛されているのだと安心したシーンでした。

 

あなた自身が奇跡だったのね

アルマおばあちゃんが、本当の“奇跡”は魔法ではなく『家族』だったのだと気づいた時にミラベルに言った言葉です。

魔法の家であるカシータはミラベルなら、家族の危機を乗り越え、絆を取り戻すことができる、アルマおばあちゃんにもその事に気づいて欲しかった。

ぴよ吉
ぴよ吉
だからミラベルにはギフトが与えられなかったのかー。

『あなた自身が奇跡』だったと言われたミラベルが不憫に思えて、少しだけ違和感を感じてしまったのは私だけでしょうか(汗)。

ギフトがないことで虐げられてきたことを考えると、重要なセリフであると思いながらも、あなたが奇跡だったのねとあっさり片付けられてしまったな、と感じてしまいました。

ぴよ吉
ぴよ吉
ちょっとひねくれた考え方だね(汗)。

名セリフや名言と言えば明るく前向きなものが多いように思えるのですが、どちらかというと、ネガティブなセリフが多く見えるのは気のせいでしょうか(汗)。

 

歌の歌詞も心に刺さる

「ミラベルと魔法だらけの家」はミュージカル映画、それぞれのキャラクターが歌う曲には思いが込められているので心に刺ささりますよね。

挿入歌である『秘密のブルーノ』は一度聴いたら耳に残る中毒性があり、全米チャート1位になるほど人気に。

イサベラの『本当のわたし』は常に完璧でいなければいけない、家族のために自分の本心を隠している苦しい心情を歌っています。

ぴよ吉
ぴよ吉
なんだか可哀想。

ルイーサの『増していくプレッシャー』は自分の価値はどこにあるのかと、プレッシャーに押しつぶされそうな気持ちを力強く歌っていました。

最後に家族全員で歌う『奇跡はここに』は物語の全部がこの歌の中にある、と言っても過言ではないでしょう。

ぜひ歌やその歌詞にも注目してみてくださいね♪

ぴよ吉
ぴよ吉
もう一回「ミラベルと魔法だらけの家」を最初から見て曲を聞いてみるよ。

 

まとめ

「ミラベルと魔法だらけの家」が私たちに伝えたい事はなんなのかを監督のインタビューから知ることができました。

ぴよ吉
ぴよ吉
監督さんは3人いたね。

描きたかったのは大家族だからこその絆と複雑さ、そして自分自身を認めてあげることに意味があり、それが成長につながるのだと。

名言や名セリフの意味を考察すると、映画の本質や私たちに伝えたい事が、見えてくるような気がしますね。

ぴよ吉
ぴよ吉
言葉って大事だよねー。

「ミラベルと魔法だらけの家」は2023年11月17日に日本テレビの金曜ロードショーでテレビ初放送されます!

見る人によって感じ方は違いますから、それぞれにこれだと言う名セリフや名言を探し、家族で考察してみるのはいかがですか♪