『ミラベルと魔法だらけの家』は、2021年11月26日公開された、ディズニーミュージカル映画です。
美しい映像と、魔法、音楽の力に満ち溢れた愛と奇跡の物語となっていて、主人公「ミラベル」は、ディズニーヒロイン初の「メガネをかけた女の子」としても話題になりました。
ミラベルが住む魔法の家「カシータ」があるのは、南米コロンビアの奥地、「エンカント」と呼ばれる場所。
作品中では、コロンビアの様々な文化や、美しい風景が描かれており、魔法のロウソクにも元ネタがあるのだとか。
しかし、コロンビアがモデルと聞いても、名前は知っているけど、どこの国だっけ?と思う方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ミラベルと魔法だらけの家はどこの国が元ネタか、モデルとなったコロンビアの場所も紹介します!
Contents
ミラベルと魔法だらけの家はどこの国が元ネタ?
☆ミラベルと魔法だらけの家☆#Dハロ仮装#Dハロ仮装2023 pic.twitter.com/0i4DXaLnuX
— サップ石島@池ハロ28.29 (@Shinya1499) October 31, 2023
『ミラベルと魔法だらけの家』の舞台は、南米コロンビア。
この作品は、カラフルな映像や南米らしい陽気な音楽がとても魅力的な、ミュージカル映画で、コロンビアの魅力がたくさん詰まっています。
たとえば、主人公ミラベルが着ている服は、伝統的な民族衣装だったり、人気観光地を参考に描かれた、カラフルな街並みなど。
映画の中に登場する“魔法のろうそく”の元ネタも、コロンビアの伝統文化の中にありましたので、紹介していきます。
どこの国が舞台になっている?
🇨🇴コロンビア旅行
ダムの建設に伴い,畑が水没し,農業を営んでいた住民の半数が移住したグアダペ。1980年代は一時ゴーストタウン化&治安悪化したものの,町をあげ観光地化を目指し,カラフルな町並みを作り上げました。映画「ミラベルと魔法だらけの家」(原題 Encanto)の世界を彷彿させてくれる町です💓 pic.twitter.com/pNbAfPzghX— ユーラシア旅行社【公式】✈️世界旅情報 (@tabi_joho) March 22, 2023
ミラベルと魔法だらけの家の、舞台となっているコロンビアは、南アメリカ大陸北西部に位置し、正式にはコロンビア共和国といい、多様な民族や文化が混在する国です。
コロンビアでは内戦が50年以上も続き、麻薬戦争による暴力が横行するといった、悲しい過去もありました。
この事はミラベルのおばあさんが紛争から逃れるために、生まれ育った村を後にせざるを得なかった、というように描かれていますね。
しかし、21世紀以降、劇的な治安回復に成功し、世界的なコーヒー豆の産地として知られる他、エメラルドの生産量は世界一なんだそう。
魔法のろうそくにも元ネタがあった!
地上波デビューおめでとう!!!❤️
愉快で素敵なこの作品を色んな人に見てもらいたいな!!可愛い可愛いひかちゃんミラベルと、
天才ひなちゃんイサベラ作ろうそく〜️♡#Dハロ仮装 #Dハロ仮装2023 pic.twitter.com/P3UBxakv7O— ᴅᴇᴍɪ (@971216DEMI) October 21, 2023
映画の中に登場する、アルマおばあちゃんの「魔法のろうそく」の元ネタになっているのは、コロンビアの伝統文化である“ろうそくの日”とされています。
ろうそくの日は、キリスト教由来のお祭りで、沢山のろうそくに火を灯し、コロンビアの祝日である「無原罪の御宿り」のお祝いをするという、現在も続いている伝統的なもの。
アルマとペドロが出会ったのも、“ろうそくの日”という事ですね。
毎年12月7日の夜がその日にあたるそうなので、この時にコロンビアに行ければ、幻想的な風景が見られるかも。
ミラベルと魔法だらけの家のモデルとなったコロンビアの場所もご紹介!
ミラベルと魔法だらけの家、吹替で観てきました!映像も音楽も素敵🌸吹替キャストさん方の歌上手すぎて感動!字幕版も観たくなりました✨
どのキャラも観ていくうちに好きになるんだけどカシータが特にお気に入りかも。#ミラベルと魔法だらけの家 #ミラベル期待感想キャンペーン pic.twitter.com/yunzOyYonD— マミっち⚙ (@mamitti0415) November 28, 2021
ミラベルと魔法だらけの家では、 幻想的な世界を可能な限り現実的に描けるように、物語の舞台であるコロンビア文化の専門家らが、スタッフの一員となっているのだそう。
映画の舞台の中心となる魔法の家「カシータ」には、様々な地域の建築要素が組み込まれ、コロンビアの多様な文化を表現。
その他にも美しい自然、カラフルな街並みなど、コロンビアの景観が楽しめる映像となっています。
実際にモデルとなっているのは、どんな場所なのか、観光地の場所や文化についても調査していきます。
モデルとなった場所について調査!
『ミラベルと魔法だらけの家』に登場する魔法の谷エンカントは50年間外の世界から隔絶されている町ですが、主人公ミラベルの部屋にはコロンビアや世界の地図が飾られています。たくさん矢印が引かれた世界地図にはミラベルが描いたエッフェル塔も。パリに憧れるミラベル、なんだかかわいいですよね。 pic.twitter.com/RBBOHeykpp
— メルチェ (@melchencanto) August 19, 2023
ミラベルと魔法だらけの家の映像は、リアリティを追及するため、日本の約3倍の国土を持つコロンビア各地を旅行し、綿密に調査を行って制作されているそうです。
映画に登場する風景の多くは、人気観光地を参考に作られており、リアルに再現されているところも見どころの一つ。
魔法の家の周りを囲む、高いヤシの木の風景は、コーヒー地帯であるサレントという町のバジェデルココラという場所。
アルマおばあさんの思い出の地である川は、カニョクリスタルと呼ばれる場所で、海底の藻によって、7つの色に輝き、その美しさから、「神の川」「七色の川」「虹の川」とも呼ばれるのだとか。
コロンビア文化も紹介
ミラベルに出てきたコロンビアやベネズエラ等の料理、アレパを作りました
とうもろこし粉だからヘルシーだし、色んな具材を挟んで食べれば毎日楽しく食べれそう!焼きたては特に美味しかったです pic.twitter.com/aL6PMgXWTV— (もこ)F外通知切ってます (@moko_eaka) November 14, 2022
綿密な調査でリアルにコロンビアを表現している、ミラベルと魔法だらけの家では、いろいろなシーンでコロンビアらしさが見られます。
作品の中でミラベルが何気なく食べているのは、コロンビアのソウルフードである「アレパ」。
アレパは、とうもろこしの粉を練って焼いた薄焼きパンのようなもので、コロンビア人は朝食にトーストを食べる感覚でアレパを食べ、コロンビアの食卓に欠かせない存在。
衣装には民族衣装などが用いられ、主人公ミラベルが着ているのは、サンタンデールにあるベレス地区のドレスで、お祭りや特別なシーンで着られる洋服なんだそう。
他にも映画の中には様々な地域の衣装を着た人々が描かれており、多様性豊かなコロンビア文化が、表現されているんですね。
このように、ちょっとした所に目を向けると、コロンビアの食文化や伝統が見られるのも、ミラベルと魔法だらけの家の魅力ではないでしょうか。
まとめ
Disney+に入会してずっと前に友人に薦められてたエンカント(ミラベルと魔法だらけの家)みたんだけどリメンバーミーと同じ家族愛の話で鼻水ズビズビ出たコロンビアが舞台だから2回目はスペイン語で視聴しよ pic.twitter.com/Xns0ZK812t
— ʜɪᴋᴀʀᴜ ᴋɪʀᴀʀᴀ 異界入りロス (@Saoirse216) June 1, 2023
ミラベルと魔法だらけの家は、どこの国が元ネタか、モデルとなったコロンビアの場所も紹介しました。
コロンビアという国にあまり馴染みがなく、どこの国だっけ、という印象でしたが、調べてみると、とても魅力的な国でしたね。
バジェデルココラや、カニョクリスタルをモデルにした美しい風景。
“魔法のろうそく”の元ネタは、コロンビアの伝統文化である、ろうそくの日。
キャラクター達は、様々な民族衣装を着ており、食事のシーンでは、アレパなどの食文化もみられました。
どんな場所がモデルになっているのか、食文化や、民族衣装などにも注目してみると、また違ったかたちで、『ミラベルと魔法だらけの家』を楽しむ事ができるかもしれませんね。