宮崎駿監督によるスタジオジブリ長編アニメーション映画「もののけ姫」。
公開されると、数々の記録を総なめにした作品でもあるため、ジブリ作品で一番好きという方も多いのではないでしょうか!
そんな「もののけ姫」ですが、ヒロインでもあるサンの声優が下手すぎるとちょっとした話題にもなりました。
山犬の姫というと凛とした強い女性をイメージしますが、棒読みのセリフがその性格に合わないと酷評されているのだとか。
そこで今回は、「もののけ姫」サンの声優が下手すぎるのか、棒読みセリフが山犬の姫の性格に合わない理由は何なのかを調査してみました!
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【もののけ姫】サンの声優が下手すぎ?
「もののけ姫」🎥観てきました🎶🎶 サン役の声優が…石田ゆり子さんと知らなかったです🎵 アシタカが… カッコ良かったな~✨✨🎶🎶 #もののけ姫 pic.twitter.com/0G3XdVcmou
— アッチャン 🐱😸 (@FftNRFTSrLtD6K8) June 26, 2020
1997年7月に公開された「もののけ姫」は、自然と人間の戦いを描いた物語で、山犬のモロの「黙れ、小僧!」というセリフは迫力満点でしたよね!
その山犬モロが育てたという人間で物語のヒロイン・サンの声優を務めたのが、女優の石田ゆり子さん。
これまで「平成狸合戦ぽんぽこ」以外で声優をやったことがなく、声優としての経験値も浅いため、下手すぎると言われているのでしょう。
そこには、宮崎駿監督の意外な噂が関係している可能性もあるんだとか!
それでは詳しく見てみましょう♪
サンの声優は誰?
もののけ姫のサンとカヤは同じ声優、
石田ゆり子が演じている。すげぇ 気付かんかった pic.twitter.com/1jVUFiNqxT
— ジョー (@Aldebaran2nd) October 8, 2014
「もののけ姫」のヒロイン・サンの声優を務めた女優の石田ゆり子さんです!
声優としての仕事は「平成狸合戦ぽんぽこ」のみで、本業が女優のため声の演技力が低いと言われていました。
また、アシタカや山犬のモロなど他の人の演技がうまいだけに、彼女が喋ると余計目立ってしまうことに。
しかし、公開から数年が経った今では、むしろこの声が良いという方が増えてきています!
優しくて強いサンだからこそ、石田ゆり子さんの声がぴったりなのではないでしょうか♪
ジブリ映画は俳優を使いがち?
もののけ姫のサンの声優が石田ゆり子だったと今さら知った…#ジブリ #もののけ姫 pic.twitter.com/yHPa4oIOtM
— TERA (@himeji48tk) October 26, 2018
宮崎駿監督は、実はプロの声優嫌いという噂が。
それと他のアニメを見ないため声優がわからず、テレビで知っている役者などを起用する傾向があるのだとか。
実は、石田ゆり子さんはもののけ姫でエミシの村の娘・カヤの声も担当しているのです。
その理由を宮崎駿監督は「当初のカヤの声優がいまいちだった」ということを言っていました。
その結果、石田ゆり子さんが二役をすることになったのだとか。
また、演技力よりも話題作りを優先したのもその理由の一つではないかと言われています。
【もののけ姫】棒読みセリフが山犬の姫の性格に合わない理由を調査!
ガッキーも可愛いけど、石田ゆり子も凄く綺麗。47歳とは思えない。しかも、もののけ姫のサンの声優だとか。 pic.twitter.com/MnRCd5qtAq
— 村田泰祐 (@Murata_Taisuke) October 27, 2016
先ほどお伝えしたように、サンの声優を務めたのは石田ゆり子さんですが、あの優しい声が山犬の姫の迫力のあるシーンに合わないという声も。
山犬に育てられたのなら、サンの性格は野生的で強い女性になりそうですよね。
また、声に憎しみが伝わってこないことがさらに合わないと言われるように…。
しかし、野生で育ったからこそ流暢に話すことが難しいのではと思う方もいて、棒読みの方が合っているという声も多くありました。
それでは詳しくみてみましょう!
荒々しいセリフのシーンに合わない!
もののけ姫のサンの声優が石田ゆり子ってまじで石田ゆり子なの!?!?!?!?びっくりした〜〜〜 pic.twitter.com/qGuGUvBacs
— 興部ごんちゃ🥹 (@_gmym__gomina) October 26, 2018
サンのセリフには「まだ言うか!人間の指図は受けぬ!」や「お前たち!」などの荒々しいセリフが目立ちます。
そんな言葉が荒いセリフを言うのに感情がこもっておらず、棒読みなのは合わないと感じる方も多くおり、違和感を感じることも。
その反面、石田ゆり子さんの声質から、サンが女性らしく悲しげなセリフを言う時は不自然に感じず、しっくりきます。
しかしこれがプロの声優なら、過剰な演技をする傾向もあるので、もっと感情を込めた演技をするはずでしょう。
このことから、普段からプロの声優の演技を聞いている声優ファンは、俳優の声がイマイチに聞こえることがあり、普段アニメを見ない方には俳優の演技がちょうど良いこともあるのです。
憎しみが伝わらない?
映画館で「もののけ姫」を観てきました。個人的に一番好きな映画で、映画館で観られる時が来るなんて想像もしなかった…。
なお、もののけ姫ことサン役の声優は逃げ恥でも美しかった石田ゆり子さんです。序盤の許嫁のカヤ役もやっており、1人2役の大活躍です!生きろ、そなたは美しい! pic.twitter.com/nswRvfuMmY— Akr (@12_snowsnow) June 26, 2020
サンは自然を壊そうとする人間を憎んでいるのに、口にするセリフに憎しみが伝わりにくいことも理由の一つ。
声質はぴったりかもしれませんが、声量が足りず憎む言葉を言うセリフで本当に憎んでいるのか疑問を持ちたくなるくらいという声がありました。
サンが箱入りのお姫様なら良いかもしれませんが、実際はとても強く気高い凛とした山犬の姫ですよね。
しかし中には、わざと下手に演じた可能性があるのでは?との声もありました。
サンは自然の中で山犬に育てられたわけですので、話し方がぎこちなくても違和感はありません。
それを表現するために、わざと棒読みの演技をしたのではないでしょうか!
まとめ
もののけ姫
初鑑賞。ジブリが誇る自然描写の美しさに圧巻。サンの美しい声は石田ゆり子さんだったんですね。モロは黙れ小僧のイメージしかなかったけど実際は気高く強いお母さんでした。(さすが美輪さん)人間と自然の共存をテーマに描かれた噂以上の名作でした。次はナウシカ! pic.twitter.com/DZELdFVbuW
— ルーニー (@BgTr2EzZ4uTDner) June 30, 2020
今回は、「もののけ姫」サンの声優が下手すぎるのか、棒読みセリフが山犬の姫の性格に合わない理由を調査してみました!
サンの声優を務めたのは女優の石田ゆり子さんで、この時声優の仕事をしたのはまだ2回目だったんだそうです。
そのため、声優としての経験値が低いことから、サンの声優は下手すぎと思われているようでした。
また、山犬の姫として生きているサンですが、野生の中で育ったはずなのに荒々しいセリフから憎しみが伝わってこないという声も。
サンの性格から、育ての親が憎んでいる人間を同じようにサンも憎んでいるはずなので、セリフからそれを感じられても良いはずですよね。
「もののけ姫」をはじめとしたジブリ作品では、よく大物俳優を声優に起用する傾向がありますが、それは上手い下手に関わらず、何かしらの意図があってのことだと私は思います!