マイ・エレメント

マイエレメントのモデルはどこの国?元ネタとなった人種や実話はあるの?

マイエレメント どこの国
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ディズニー&ピクサーが贈る最新作『マイエレメント』が2023年8月4日に公開。

監督を務めるのは『アーロと少年』を過去に排出したピーター・ソーン監督です。

本作では、それぞれの個性を表したエレメント(元素)がキャラクターとして描かれ、色鮮やかな世界観で魅力満載!

予告で映し出される舞台は、まるでテーマパークのような世界だからこそ、どこの国や都市がモデルとなったのか元ネタが気になるはず。

また、人間が登場する気配はなく、全て元素で表現されているからこそ、元ネタとなった人物のモデルにも着目したいですよね。

ぴよ吉
ぴよ吉
こうして舞台の裏側も調べるのも楽しいよね!

毎回ユニークあふれるピクサー映画。

今回はマイエレメントがどこの国や都市をモデルにしたのか、そして元ネタとなった人物はいるのか調査していきます!

 

マイエレメントはどこの国が元ネタ?


“エレメントの世界”を描く『マイ・エレメント』の舞台は、火・水・土・風(元素)が共に暮らす都市エレメント・シティ。

ぴよ吉
ぴよ吉
それぞれのキャラクターが元素で表現されているなんて面白いね!

この元素は元々ギリシャで誕生した4つの元素なんですよ!

東洋医学ではよく五行思想などの言葉を聞きますが、古代ローマやギリシャ時代でも四大元素の思想が根本にあります。

この考え方を基に治療はもちろん、現在でも占いなどにも繋がっているとか!?

今回はこの4つの元素が「マイエレメント」に登場するキャラクターのモデルになっているんですね。

 

キャラクターは古代ギリシャがモデル


「もしも火・水・土・風のエレメント (元素)たちの暮らす世界があったら」をテーマに、エレメントたちの世界が描かれた本作。

この4つの元素は、元々古代ギリシャで誕生し、プラトンやアリストテレスの思想もこの四大元素の考え方を基にしています。

ぴよ吉
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当時、世界はこの4つの元素の組み合わせで成り立っていると考えられていたそう!

そのため、マイエレメントに登場するキャラクターとなる4つの元素は、この古代ギリシャで誕生したものがモデルです。

そして本作の主人公は“火のエレメント”エンバーと“水のエレメント”ウェイド。

ぴよ吉
ぴよ吉
それぞれ性質が真逆!

キャッチコピーが「正反対のふたりが起こす、奇跡の化学反応。」だからこそ価値観の違う2人が、どのようにして化学反応を起こしていくのかが見どころですね!

 

エレメントは現在の占いにも使われている?


この4つの元素「エレメント」は現代の占いである占星術にも使われています。

牡羊座、獅子座、射手座
蟹座、蠍座、魚座
牡牛座、乙女座、山羊座
双子座、天秤座、水瓶座

このように12星座が4つのエレメントに分類されているんですね!

エレメントによって性格や価値観が違うと言われているため、価値観が似ていると感じる方はもしかしたら自分と同じエレメントの持ち主かもしれません。

ぴよ吉
ぴよ吉
相手の星座を知ると相性チェックになるかも!

本作で自分と共感できるエレメントがもしかしたら登場するかもしれませんね!

 

マイエレメントのモデルとなった都市や人物について紹介します!


マイエレメントでは、火のエレメントであるエンバーと水のエレメントであるウェイドの正反対の2人が共通点を見いだすことで生まれる絆を描いた作品。

本作のアイディアは、監督であるピータ・ソーンが1970年代のニューヨークで移民の息子として過ごした経験から着想を得たそうです。

本作の火・水・土・風(元素)が共に暮らす都市エレメント・シティは、色んな人種の方が住み、様々な文化が混じった多様性なニューヨークの雰囲気と似ていますよね。

また、本作はそれぞれのエレメントに合わせて、観客にとって見覚えのある物を使うなど、魅せ方のこだわりがたくさん詰まっているんですよ。

ぴよ吉
ぴよ吉
ピクサーは色んな仕掛けがあるから、見ていて飽きないよね!

それでは、制作の裏側を詳しく見ていきましょう。

 

親近感が沸くような街づくり


本作ではもしも火・水・土・風のエレメントの世界があったら、どのような暮らしになるのか、もしもの世界を美しい映像で描かれています。

ぴよ吉
ぴよ吉
どのようなイメージで描かれたんだろう?

作品のプロットは、監督が幼少期にニューヨークで過ごした経験からインスピレーションを受け、ニューヨークの独特な文化や民族の多様性が本作ではエレメントシティとして描かれているのです。

また、カラフルでユニークなエレメントシティは、観客にとって見覚えのある物が使われて制作されているそう。

例えば、火の街は暖炉やティーポット、コンロなどを組み合わせ、アパートやお店を表現。

他にも農場や扇風機などからインスピレーションを受け、土や風の街を描くなどそれぞれの特性を生かして表現されているのです。

ぴよ吉
ぴよ吉
身近なものがあると見ていて楽しいよね!

プロダクション・デザイナーによると、観客にとって見覚えのあるものを取り入れることで観る者すべてを夢中にさせつつ、親近感が湧くような街を作り上げたかったそうです。

 

ニューヨークで過ごした監督の経験から着想を得ている


本作はピータ・ソーン監督が1970年代のニューヨークで、移民の息子として過ごした経験から着想を得て描かれました。

ぴよ吉
ぴよ吉
ちなみに『カールじいさんの空飛ぶ家』の少年ラッセルもピータ・ソーン監督がモデルだったそう!

彼の両親は1970年代初頭に韓国からニューヨークに移住し、食料品店を営んでいました。

移民として過ごしていく中で、人種や言語が混ざり合った地域で文化の衝突を多く経験し、自分の居場所やアイデンティティを確立することに苦労した経験を持つ監督。

その経験から、多様性を持つことの重要さを改めて感じたことから、本作のキーである『正反対のものを見つける』というアイディアを思いついたそう。

そこで、もし性質が正反対である火と水が恋に落ちたらどのようになるんだろうと疑問が生まれ、本作のひとつのテーマとなりました。

自分と異質であるものは排除しようとする人間世界の問題に非常にリンクしているテーマですよね。

そんな多様性を持つことの豊かさを、本作ではポップでユニークに表現されているのでしょう!

ぴよ吉
ぴよ吉
どのように描かれているのか気になる!

 

まとめ

エレメント(元素)の世界が舞台の大注目の映画『マイ・エレメント』。

今回は、『マイ・エレメント』がどこの国が元ネタとなったのか、モデルとなった都市や人物について調査していきました!

本作は、古代ギリシャで誕生した火・水・土・風の四大元素がキャラクターとなり、カラフルで美しく描かれた都市エレメント・シティは、親近感を持たせるため身近にある物を組み合わせて描かれたそう。

ぴよ吉
ぴよ吉
観客にとって見覚えのあるものを取り入れることで、よりそれぞれのエレメントに共感できるよね!

そして本作のプロットの元ネタとなったモデルの人物は、ピータ・ソーン監督の幼少期時代から着想を得て制作されました。

移民として暮らしていく中で、度々文化の衝突を経験した監督。

いつの時代、どこの国でも自分とは違う異質な存在を退けようとする社会に対して、きっと監督は多様性を持つことの重要さを伝えたかったのでしょう。

主人公である火のエレメントと水のエレメントの正反対のふたりが起こすピクサー史上最も“ロマンティックな奇跡”ということで、見るのが楽しみですね!