風の谷のナウシカ

風の谷のナウシカのモデル地はパキスタン?舞台設定となった壁画や風車のロケ地場所も調査

風の谷のナウシカ モデル地
記事内に商品プロモーションを含む場合があります
Pocket

独創的な世界観で、今なお愛され続ける不朽の名作といえば風の谷のナウシカでしょう!

風の谷のナウシカは、文明崩壊後の世界を描いており、人類が地球を汚しているという事実から、自然について深く考えらせられる物語です。

ぴよ吉
ぴよ吉
戦争や環境問題、これからの人類について考えさせられる名作だよね!

そんな、風の谷のナウシカでは、どこか見覚えのある風景や、建造物が度々登場しており、モデル地がパキスタンだと言われているんですよね。

さらに、舞台設定となった壁画や、印象的な風車など、ロケ地場所もモデルがあると言われています。

今回は、風の谷のナウシカのモデル地がパキスタンなのか、舞台設定となった壁画や、風車のロケ地場所がどこなのか考察していきましょう!

 

【風の谷のナウシカ】のモデル地はパキスタン?

風の谷のナウシカは、文明を極限まで発展させ、地球を汚染し続けた人類が、地球を浄化するために、一度文明を崩壊させて1000年後の世界が描かれています。

この壮大な世界観と、人類の末路を見せられているようなストーリーから、1984年の公開以降根強い人気を誇っていますよね!

ぴよ吉
ぴよ吉
40年くらい前の作品だったの?今でも普通に見れるってすごい作品だよね。

そんな、風の谷のナウシカですが、映画に登場する場所や風景には、モデル地があることをご存じでしょうか?

モデル地として有名なのは、パキスタンと言われており、その他にも多数のモデル地が存在しているようです。

まずは、風の谷のナウシカのモデル地を紹介していきましょう!

 

風の谷のナウシカのモデル地はパキスタンのフンザ村と言われている!

風の谷のナウシカには、タイトルにもなっている風の谷という場所が登場します。

この風の谷のモデル地は、パキスタンのフンザ村だと言われており、聖地巡礼に行く人も多いんですよね。

壮大な自然と、四季折々の風景から、桃源郷と呼ばれるほど美しく、フンザ村が風の谷のモデル地であることはほぼ間違いないでしょう。

ぴよ吉
ぴよ吉
桃源郷かぁ一度聖地巡礼で行って見たいね♪

しかし、フンザ村がモデル地だというのは、ファンの考察であり、公式が明言したのものではありません!

公式が明言したのは、あくまで中央アジアの乾燥地帯ということだけであり、特定の場所を明言していないんですよね。

ですが、風景の類似点が非常に多いことから、風の谷のモデル地は、パキスタンのフンザ村と考えてほぼ間違いないでしょう!

 

パキスタン以外のモデル地候補をご紹介!

風の谷は、パキスタンのフンザ村がモデル地だと言われていますが、実は他にもモデル地の候補が複数あります。

まずは、トルコにある「カッパドキア」ですが、広大な奇石群は、ナウシカ達が冒険していた世界にそっくりなんですよね。

その他にも、オーストラリアの「カタ・ジュタ国立公園」には、巨石群の中に風の谷と呼ばれるところがあり、モデル地だと言われています。

さらに、腐海のモデル地も候補があり、ウクライナの「アゾフ海」だと言われているんですよね。

アゾフ海は、夏場になると海水が悪臭を漂わせ、海藻の繁殖時期には海が赤くなります。

この自然現象が、まるで瘴気を漂わせる腐海と、王蟲の目のようだと言われ、さらにこの海の別名は「腐海」と呼ばれているんですよね。

ぴよ吉
ぴよ吉
腐海にもモデル地があったなんて驚きだよー!

ここまで共通点があると、アゾフ海が腐海のモデル地というのは、ほぼ間違いなさそうです。

他にも、たくさんのモデル地が組み合わさって、風の谷のナウシカの壮大な世界が作られているようですので、気になる人はぜひ調べてみてくださいね♪

 

【風の谷のナウシカ】舞台設定となった壁画や風車のロケ地場所も調査

風の谷のナウシカは、旧人類が巨神兵で地球を焼き尽くし、腐海や王蟲を作って、地球を浄化しているという世界観で、物語が進んでいきます。

世界を焼き尽くす巨神兵は、旧人類の軍事力の凄まじさを表し、腐海や王蟲などの浄化装置は、異常に発展した科学技術を表現していますよね。

そんな、現代からは想像できない技術レベルに発展した人類ですが、文明崩壊後は衰退の一途を辿ることになりました。

ぴよ吉
ぴよ吉
これが俗に言う栄枯盛衰ってやつなのかな。

そこで、衰退していることがよくわかる描写として、オープニングに旧人類の遺した壁画が登場するんですよね。

この壁画には、旧人類の歴史が描かれており、モデルとなったのは、バイユーのタペストリーだと言われています。

また、ナウシカの世界に登場する風車ですが、なんとこの風車は実在するものであり、イランのナシュティファーンがロケ地場所だと言われているんですよね。

次は、ナウシカの世界に登場する壁画と、風車のモデルについて見ていきましょう!

 

舞台設定となった壁画はバイユーのタペストリーがモデル!

風の谷のナウシカのオープニングでは、旧人類が遺した壁画が登場し、旧人類の技術力が想像以上にすごいということが判明します。

旧人類は、文明崩壊前に宇宙を行き来することが出来たことが、壁画には記してあり、これは現代の宇宙事業よりも、圧倒的に優れていたと思われるんですよね。

そして、壁画には文明が崩壊した原因も記されており、巨神兵による戦争が描かれていました。

つまり、この壁画は旧人類が遺した、歴史の教科書のようなものだと思って良いでしょう。

ぴよ吉
ぴよ吉
世界中にある壁画と同じようなものなんだね!

この壁画は、バイユーのタペストリーという、1000年前の刺繍画をモデルにしている言われています。

バイユーのタベストリーとは、1066年のイングランド征服を描いた刺繍画で、宮崎駿監督もこの刺繍画に言及しているんですよね!

宮崎駿監督は、オープニングに壁画を使った理由として、バイユーのタペストリーの時代に文明が戻ってしまったという意味を込めたそうです。

この、宮崎駿監督の発言から、壁画のモデルがバイユーのタペストリーだということが判明しました!

 

風車のロケ地場所はイランのナシュティファーン!

風の谷のナウシカには、風の谷というだけあって、風車が設置してあります。

そして、風の谷のナウシカで風車というのは、非常に深い意味を持つ建造物だということをご存じでしょうか!

この世界で、風車というのは、風の谷以外にほとんど存在しておらず、特殊な技術者のみが作れる建造物となっていました。

さらに、風を操れるというのは、人から尊敬される技術であり、ナウシカの風使いという職業は特殊な職業だったんですよね。

そのため、風使いで族長のジルの娘であり、風を扱う能力に長けていたナウシカは、非常に尊敬される存在となっていました。

ぴよ吉
ぴよ吉
風を使えるってとてもすごいことだったんだ!

そんな、物語においても重要な風を操る風車の中に、イランのナシュティファーンと呼ばれる場所の風車と非常に似たものが登場します!

ナシュティファーンの風車は、1000年前に建造された風車が現存しており、風の谷の入り口にあったものとそっくりなんですよね。

そのため、風車のロケ地場所は、イランのナシュティファーンなのではないかと言われています!

 

まとめ

今回は、風の谷のナウシカのモデル地がパキスタンなのか、舞台設定となった壁画のモデルや、風車のロケ地場所について考察していきました!

風の谷のナウシカのモデル地は、公式から中央アジアの乾燥地帯としか明かされていないため、複数のモデル地があると言われています。

ぴよ吉
ぴよ吉
たくさんのモデルが知れて勉強になったよー♪

その中でも、パキスタンのフンザ村は、最有力候補地となっていますが、カッパドキアやカタ・ジュタ国立公園など、多くの聖地と呼ばれる場所がありました!

また、舞台設定となった壁画は、バイユーのタペストリーがモデルとなっており、ナウシカの世界の文明レベルを表す指針となっています。

さらに、ナウシカに登場する風車のようなものが、イランのナシュティファーンにあり、1000年現存していることから、風車のロケ地場所はこちらで間違いないでしょう!

風の谷のナウシカは、世界中の美しさから、新たな美しさを創造した素晴らしい作品だということが、改めて実感できた調査となりましたね♪